スケート初心者のススメ

この記事は「筑波大学AC入試 Advent Calendar 2024」25日目の記事です。
こんにちは、すでぃーです。実はクリスマス当日の午後から突発で(予定がないであろう)友達を巻き込んで人生初のスケートに行ってきたのですが、よろしくないフォームで2時間の滑走を強行した結果足が大変凄惨な状態になってしまったので、その教訓を伝えることで冬に女子とスケートに行こうとしている初心者の男子諸君が恥をかくのを防ごうという趣旨のもとこの記事を書くことにしました。AC入試関係なくてごめんなさい。

ちなみに行ってきたのは東京ミッドタウンにある屋外スケートリンクです。2月24日までやってるらしい。

立つ

まずは安定した状態で直立できるようになりましょう。これができないとセルフランニングマシーン状態になって体力が死にます。
ネットに転がっている情報からすると両足をそろえた状態からかかとを中心に直角になるようにすると滑らず安定して立てるみたいです。最初はスケートリンク縁の手すりにつかまりながらやるのがおすすめ。

アイススケートの滑り方 (基本編) より引用

歩く

直立出来たら次は歩行です。さっきの足の角度のままペンギンみたいにかかととつま先が同時に地面に着地するように歩きましょう。
と言いたいところですがぶっちゃけブーツが固くて無理です。なので直角と言わないまでも20°前後ぐらいでやるのがいいと思います。

片足で滑ってみる

次に、図のように片足でブーツのエッジ全体で氷を蹴り、もう片方の足だけで滑ります。どうやらこれが基本形のようです。
この文章だとすごい簡単にできそうと思えてきますがここが関門。蹴る時に氷上の雪で滑ってバランスを崩したり、もう片方の足で滑る時にエッジに上手く重心を載せられず足を挫いてそのまま氷上に体ごと叩きつけられたりします。

アイススケートの滑り方 (基本編) より引用

両足

片足で滑るのがある程度出来てきたら最後に両足です。上図を左右交互に繰り返してジグザグにスケーティングするらしいです。
でも片足の時に説明した事象が1滑り毎に発生します。地獄ですね。
ということでこれをどうにか避けられないかと上手いちびっ子の滑りを見ること5分、以下のことに気づきました。

  • 割とエッジを平行にして滑っていること (加速時含む)

  • 膝を曲げていること

  • 加速するときに普通に走る時と同様につま先で氷を蹴っていること

まずエッジを平行にして滑っていること。これはまだ理解できます、速度を維持するにはエッジが斜めだと不都合なので。
次に膝を曲げていること。これもわかります。腰を落とさないと足は加速してるのに上半身が置いていかれてスケートリンクに無様な姿を晒すことになるので。
ただつま先で氷を蹴って加速すること。これに関しては普通に滑って転ぶだけじゃね?と思い自分のエッジを見てみると…そこには突起があるではありませんか。

うわこれ絶対アクセル用じゃんということで最終的に辿り着いたフォームは

  1. エッジの角度は平行または0~20°のいずれかにする

  2. 加速時はつま先の突起で氷を蹴る、足に余裕があればエッジの側面を使う

  3. 腰を落として前傾

です。
皆さんもスケートを習得して彼女にカッコいいところを見せられるようにしましょう。
あ、ちなみにブレーキは片足を後ろに持って行って横にすることで氷を削りながら止まれるらしいです。これを極めると雪煙を出しながらシュッと止まれるんだとか。カッコいいですね。
ではまた。

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すでぃー
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