#8美容鍼灸プライベートサロン | 造作パーティションの制作
こんにちは。
東京都内を中心に活動している
フリーランスのインテリアデザイナー/コーディネーター
Sudoh Designです。
引き続き美容鍼灸サロンを新しく立ち上げられるオーナーT様の
サロンコーディネート実例をご紹介します。
今回は、パーティションのデザインについて。
パーティションというよりは、造作建具のほうがしっくりくるデザインになっていきます。
色々試行錯誤して、デザイン案を考えているのでどんなものがよいか一緒に考えながら読み進めていただければと思います。
さて、造作建具。造作ですよ。
これは造作家具を製作する時に毎回思うのですが、なんでもできるからこそ何をやらないか選択すること。
材質でも色でもデザインでも、まだ世の中にはない、一つを作れることが造作の良さですよね。
そこには使う人があってこそなので機能性も考えながら欲張りすぎずに、たくさんの期待を抱えながら、まずはラフに絵を描いて、造作建具デザイン案を出していきます。
入り口部分だけ暖簾はどうだろう?
三枚引き戸にして、開口できるようにしてみては?
絵は得意なほうではありませんがイメージを描いて伝える大事なツールですよね。下手でも伝わればいいのです。
持ち歩いているアイデアスケッチに色々描いてみます。ちなみにこのスケッチブックはマルマン クロッキーです。
そんなイメージの絵を持って職人さんに相談に行きます。
コーディネーターとして、こんなものを作りたいのですがどうしたら作れますか?とわからないことは質問しながら、このイメージをカタチにするにはどうしたらよいかを考えていきます。
職人さんは素材や施工方法についての意見を出してくれるので、それならばこうして欲しいという意見や要望をお伝えします。
私はこのやり取りをしている時間が好きです。自分だけの力では絶対にできない事を、みんなで協力して進めていくことができます。
職人さんとの打ち合わせの後日、製作図を作成して頂き、内容を確認します。建具の厚み、材質、色、デザイン全てです。そしてオーナー様にもご確認頂き、いざ製作開始。
完成イメージはこのようになります。
納品が楽しみです。続きます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。______________________________________________
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