1分で読める!スーダン方言第3回『月』🎑
第2回のおさらいです。
スーダン方言は、『ث』の音が『ت』に変化する場合があるということでした。
そのため数字の2、3、8は
イトネーン
タラータ
タマーニヤ
に変化します。
『 ق』
スーダン方言は、アルファベットの読み方がフスハーに近いと言われていますが唯一『ق』だけが、音変化しています。
フスハーでは『ka』と発音しますが、スーダンでは『ga』と濁音になります。
フスハーで月は『قمر』カマルですが、スーダンではガマルと濁ります。
前回やったサ音からタ音への変化
今回のカ音がガと濁ること
この2つが合わさって、スーダン方言はちょっと田舎言葉っぽく聞こえるのです。
ちなみに1分の意味である『دقيقة』ダキーカ
スーダンでは、ダキーガと2回音変化するこの言葉は、本来は1分という意味しかありませんが、スーダンでは「ちょっと待って」の意味で使われます。
しかし、ちょっと待っては、1分では足らないほど待たされます。
スーダン人の1分は10分
スーダン人の5分は30分
スーダン人の10分は1時間
これぐらいの感覚なので、心の余裕が必要です。
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