見出し画像

はじめての1人暮らしスーダン

私がはじめて借りたあの部屋はスーダンの首都ハルツームにある。第2の故郷であり、もう一度訪れたい場所


初めて家選びで訪れた時、外見見て誰がこんなとこ住むねんと思った事を覚えている。首都だからみんなまぁまぁ良い家に住んでる。

画像1



入り口の門をくぐり、部屋の扉を開けた瞬間やられた。人はギャップに弱い生き物だ。ひどい外見からは考えられない内装に心を持っていかれた


画像2

その場で家の契約を行い、住みはじめた。

不便なこともあったが、とても住みやすかったように感じる

不便だったことは「時々泥水」 「シャワーは出ない」 「騒音」

蛇口をひねると透明だったり、土が混じっていたりする

シャワーの高さまで押し出す水圧がなく、腰の高さにある蛇口でシャワーを浴びていた

毎朝5時に大音量のアザーンがなる。アザーンとはイスラム教の礼拝の時間を知らせる合図。

ローカル結婚式は夜に道を封鎖するほどイスを並べて行われる。大音量で音楽を流し、だいたい夜11時くらいまで行われる


と、不便な点を挙げたが、途上国に来る以上トイレは家の外だと思っていたし、覚悟はできていた。


何より良かったのはオーナーだ。

電化製品は全て新品を揃え、欲しいものは全て用意してくれ、(ウォーターサーバーまで)トラブルがあるとすぐに駆けつけてくれ、対応してくれた。しかも一緒にアラビア語の勉強もしてくれた。

そんなオーナーに別れも告げず、日本に緊急帰国となったのが今年の4月。

デモの詳細は↓


…だから私はもう一度、

はじめて借りたあの部屋を訪れたい


最後まで読んでもらえて嬉しいです