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扱う分野が違えば、同じ動物でも別物になる

理学部生物学科で扱う犬猫は、生物本来の姿を追求するが
農学部(獣医学部)獣医学科で扱う犬猫は
生まれた時から人間社会の中で生きる術を憶えてきた犬猫を扱う
違いを考えながら話さないと
どちらの話も実状から離れた清談になる
例えば
犬猫は人の○倍鼻が効く
生物学的には正解だが
社会生活上は
それがどうした案件である
玄関の芳香剤を嫌って散歩に行きたがらない犬は居ない
おかぁさんが出勤前に香水をつけると?
犬も猫も擦り寄って往かないでポーズをとる
洗剤の芳香がプンプンする人用ベッドで熟睡する犬猫も居る
というか先に占領して待ってる
生物学的な話によせると
警戒すべき臭いと普段から嗅ぐ信頼する匂いは
人間でも嗅ぎ分けて
ある程度無自覚に無臭扱いしてる事を忘れちゃってるだけの事
例えば
掃除機の音
生物は意味不明な音は警戒するが
幼少期より聞き慣れているので
今の犬猫は警戒しない
動物愛護法関係でも
生物学的な話を強調しすぎる人が居るが
自家での生活に激しいストレスを抱えている事態を想定しないと説明できない話なんか持ち出すなよ
って思う
1日3時間散歩する犬がどれだけいると思ってるんだい?
一部を除いて日本では拷問だよ
実際に預かりで運動場に出すけど、ほぼ寝てる
処置室で少し遊んであげる時だけ何分か運動する 
諸外国の犬論や基督教の倫理をぶちこんだ愛護論など有害だわ
繰り返す
動物病院で話される飼い方指導は
生物学的な話より
家で家族と如何に快適に過ごすか
であって
生物学的な犬猫本来論
では無いし
若い先生はそのあたり騙されない様に

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