桃太郎侍を読みましたか
ある程度以上の年齢の人なら
高橋英樹の当たり役
桃太郎侍をご存じだと思います。
もしかして、雷様をご存じかもしれません。
でも、山手樹一郎の原作を読んでいるのは
更に上の世代だと思います。
拙は、明治生まれの曾祖父の本棚で山手樹一郎を知りまして、結婚するまで永く所持していました。
高橋英樹のものは、第1シリーズは原作をなぞっていますが、後は完全オリジナル、ご記憶にある桃さんとは全く別の話として楽しめます。
貴様、名を名乗れ!
名は桃太郎
なに!
群衆のなかからヤジが飛ぶ
姓は鬼退治!
桃太郎誕生の瞬間です。
映画になったのもわかる、映像的な場面の連続です。
また読み始めるととまらない落語の様な会話の連続
新聞連載で読者を飽きさせない工夫は
自分で文章を書く人は勉強がてら是非よんでください。
さて、桃太郎侍のベースになったのは、ルリタニアンストーリーと呼ばれる
娯楽小説の型
お時間のあるお人はこちらもお勧め
自分でもこの型を書いてみたくなりますよ。
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