チューブレス友の会継続中〜
こんにちは那須のSUDA COFFEEです。
今日の那須は曇り。静かで涼しい朝です。
自転車には、ちょうどいい気候かも知れません。
自転車と言えば、先週は雨が続いて自転車に乗れなかったので、これを機にロードバイクのタイヤを交換してみました。
今回交換したのは、井上ゴム工業IRC Fomula Pro Tubeless RBCCというタイヤで、名称にある通り、チューブレスタイヤです。実は、この前もパナレーサー、その前はハッチンソンとチューブレス3代目となります。
ちなみに、RBCCとは、Rice Bran Ceramics Compound の略で、米ヌカから作られる硬質多孔性炭素素材の粒子をトレッドゴムに配合し、ウェット路面でもグリップ性能を向上させるというIRC独自の技術のようです(IRCホームページより抜粋)
昔(自分は高校生くらいの約30年前)はロードレーサーと言えば、チューブラータイヤしかなかったですが(今でもレースでは、ホィールと合わせて軽量で、空気が抜けづらいチューブラーが主流)その後、いつの間にかチューブを使用するクリンチャータイヤが出てきて、一般のサイクリストが安価に簡単にタイヤ交換が出来る様になりました。
そして、既にクルマやオードバイ、オフロード系の自転車用のタイヤに採用されてきましたが、ロードバイク用でもチューブレスタイヤが増えてきました。
チューブレスとは、その名前の通り、チューブの無いタイヤ。
メリットとしては、チューブがいらないので空気圧も下げられて、乗り心地が良くなります。最初に乗った時に、この乗り心地の良さに感動しました。
そして、パンクしづらいこと。釘やガラスなどで大きな穴が開いてしまったら同じですが、クリンチャータイプのチューブは薄いので、段差や穴などでタイヤに大きな衝撃を受けることで(リム打ち)チューブが裂けてパンクする場合が多いです。
この乗り心地良さとパンクしづらいことが、私がチューブレスタイヤを使い続けてきた理由です。
一方、チューブレスタイヤのデメリットは、タイヤのエンド(ビード)でシールする構造のため、とにかくタイヤがホィールにハメづらいことです。
今回、このことを身を持って体感しました。
今までは自転車屋さんで、チューブレスタイヤの装着をお願いしていましたが、今回は自分でやってみようと、以下のIRCのYoutube動画を見て、いざチャレンジ!
まずは装着しているタイヤの外すところから、まずはタイヤの空気を抜いて、リムにシールしているタイヤビードを親指で押しながら全周落としていきます。
ビードが外れたところで、タイヤレバーを使ってリムからタイヤを外していきます。
ここまでは、順調でした…
次に新しいタイヤを装着していきますが、その前にリムの内側をキレイにして、ハメやすくビードが上がりやすいようにするため、石鹸水を着けていきます(推奨は専用ローション?)
やはりクリンチャータイヤと違って、なかなかハメづらく、親指が攣りそうになりながら悪戦苦闘しました。
それでも、なんとかタイヤがハマって、一息ついてフロアポンプで空気を入れてみましたが、空気が入らず…ビードが上がらず、シールしていないので空気がじゃじゃもれの状態です。
一難去ってまた一難
何度もタイヤの位置を動かしてみたり、勢いよく空気を入れてみましたが、空気は入らず、もしかして専用のポンプが必要なのか…
ここで最後の手段!
近くのショップに駆け込みました。
ショップにはエアコンプレッサーがあるので、一気に空気圧を上げることによってチューブレスタイヤのビードを上げることが出来るはず。
お願いして空気を入れてもらいましたが、どこか漏れているようで空気が入らず
とうとう、クリンチャーに戻さなければならない時が来たかと諦めかけた、その時ショップの方が、全周にタイヤローションを塗って(シュワルベ製)空気を入れてみると、パンパンと音がして、空気が入り始めました。
困った時のプロショップ、本当にご対応頂き、ありがとうございました!
これからまた、チューブレスタイヤでロードバイクライフが楽しめそうです。
今回のチューブレスタイヤ装着の反省点としては、まずは推奨通りタイヤローションを使った方が良いことと、そして最初はエアコンプレッサー使って一気に空気を入れることです。
ご紹介した通り、チューブレスタイヤは脱着は少々大変ですが、それ以上に乗り心地と対パンク性のメリットは大きいと思います。
時代はチューブレスだと思う旅の途中のカフェ。那須SUDA COFFEE