我思ふ Pt.25
進撃の巨人の話です。
壮大にネタバレこきくさりやがりますのでまだ未読の方や、アニメをご視聴の方はこの先を読むのはお控え下さい。
うん。まずはキース・シャーディス教官。
RIP.安らかに眠れ。
以前もなんかキース・シャーディスについて触れた記憶があるんですけど、この年齢になると3歩歩いたら忘れるなんてレベルじゃなくて、まばたき3回したら忘れるんですよ。
まぁ以前触れたかどうかなんて関係ないし、焼酎が美味いので話を進めます(笑)
まずなんたって彼の「名を残す」、「何かを成し遂げなければただク○を垂れ流すだけの人生だ」という考えなんですけどね、コレあの〜まことに言いづらいんですけど20歳くらいの僕そのものなんです。
そして彼は「何かを成し遂げる」為に奔走します。
戦いに明け暮れる。
ただ巨人との戦いに身を投じる。
でも「なんの成果も得られませんでしたぁー!」と彼は故人の母親へ涙ながらに訴える。
戦いに明け暮れた…でも何も得られなかった。
コレもまことに言いづらいんですけど20歳前後の僕そのものなんですね。
そして彼は愛しのカルラをグリシャに寝取r…あ、いや取られてしまいます。グリシャとカルラが結婚してしまう訳です。
はい、コレもまことに…(略)
恋い焦がれた、否、恋い焦がれている人が自分の子じゃない子を愛しげに抱くその姿を目の当たりにする…。
経験した事がありますか?
自分の両目えぐり出したくなりますよ(笑)
でもキースは後進達を本当に親身になって教育しました。
成長した教え子達の姿に胸が震えたと述べています。
本当に素晴らしい人間だった。
私が漫画のセリフで涙腺崩壊したのは後にも先にもこのセリフだけです。
「特別な人間はいる。ただ、それが私ではなかっただけ。」
わかるんです。
この気持ち。
なぁ辛かったよなキース。
お前は俺で俺はお前だ。
わかる。
全てわかりやがるんだ。
お前が実在の人物なら、本当に語り合いたいものだ。
もちろん俺のおごりだ。
俺はエレンの言葉を借りるならただの家畜てぇのになっちまったが、家畜は家畜の役割がちゃんとあるんだ。
落ちこぼれの雑魚にだって役割がある。
いいじゃねぇか、ク○を垂れ流すだけの人生だってよ。
それで困る奴が何人いるってんだよ。
お前は俺と違い、落ちこぼれてからも自分の仕事を全うし、マガトと共に命をかけてその役割を担った。
キース、お前は確かに特別じゃねえかもしれん。
だがお前は「偉大な一般人」だ。
俺にとってはあんたはエレン以上の主役であり、リヴァイ以上のスターだ。
キースのモデルは俺か?と錯覚してしまうくらい彼の人生は俺だったな(笑)
何の成果も得られない毎日を送っても何も感じなくなった何の価値も無い俺は今日も命の無駄使いをしている気がする。
昭和の英霊達にタコ殴りにされても文句は言えねぇ…。
2020年 10月29日
インスタグラムより転載「我思ふ」
インスタグラムにて現在「我思ふ」Pt.102まで投稿しています。少しづつではありますがnoteに再編集して投稿していこうと思っております。今後とも宜しくお願いします。
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