進撃の巨人、完結
進撃の巨人の最終巻が昨日発売されました。最終話を見届けるまで死ねない!と思っていたので、無事完結してくれてほんとによかったです。最終巻については語りませんが、進撃への愛と感謝を語ります。
私の青春時代は進撃の巨人と共に過ぎていった。
というのは過言であるが、それくらいのめり込んだ唯一の漫画だった。初めて出会ったのは中学生のとき。それが今や大学を卒業する歳である。たまたま父親が見ていたアニメ第一話をチラ見してしまったことがきっかけだった。
無力な人間が圧倒的脅威な巨人に喰われる。信じられないほどあまりに残酷なその世界でこれから何が起きるのか。ダークで壮大な世界観にたちまち飲み込まれてしまった。
地方のド田舎に住みながら東京での進撃の巨人展は二回とも行ったし、兵長と団長と写真を撮るためにユニバにも行ったなあ。
漫画は新巻が出るたびに欠かさず買った。たしか20巻あたりからだったかな、諌山先生が擬音で遊び始めた。それを見つけるのも密かな楽しみになっていた。私のお気に入りは、24巻ガリアードのあくび。「ふぁみちき」
もう新巻を待ちわびることも、開封のワクワクを感じることもない。やはり日常の楽しみが一つなくなったことは寂しい。
進撃の巨人、私と出会ってくれてありがとう。
この喪失感は、きっと10年以上引きずるだろう。