文章作成後に文章の質を高める5つのチェック項目
ライティングで文章を書いた後にチェックすべき5つの項目について説明します。
これを抑えることで、誰でもしっかり文章を書けるようになります。
■ライティング後にチェックする5つのポイント
①常に読者主体で書けているか?
=自我を優先していないか?
自分の伝えたいことだけを伝えるのではなく、常に読者(=顧客)に寄り添った文章を書かなければ何も響きません。
これは、読まれる文章を書くためのライティングを行う上で重要なことです。
例文:「イベントの告知もしているので、興味がある人はぜひ参加してください」
「イベントを開催しているので、興味のある人はぜひ参加してください」
これらの文章に大きな違いはありませんが、
「告知もしている」などはお客様にとっては全く知らない情報です。
そもそも告知を知らなければ、読者は置いてけぼりになります。
そのように顧客を置いてけぼりにしないように徹底できれば、お客様がちゃんとついてくるようになります。
②分かりやすい言葉を使っているか?
=専門用語など難しい言葉を使っていないか?
SNSなどでは、よく難しい専門用語を使っている人がかなり多いです。
専門用語を使った方がかっこいいですし、どやれますw
しかし、これは全然意味がない。
しかし、わからない言葉が出てくると、読者は「?」を抱えたまま読み続けることになり、ストレスがある状態が続いてしまいます。
それでは最後まで読み進めてもらえません。
例文:「デフォルトで東京を設定しています」
「初期設定で東京を設定しています」
この場合、後者の方が読みやすい文章です。
上記のように、なるべく横文字は使わずに読者が普段慣れ親しんだ日本語を使うように意識して文章を書いていきましょう。
③感情を刺激しているか?
=理詰の文章になっていないか?
例文
「新型コロナの影響で、どこに行ってもマスクが売り切れで手に入りません」
「マスクが店頭から消えるなんて、想像していなかったです。たまたまコンビニで見つけて買ったら、なんと!美容マスクだったんです。これから美肌目指します!」
どっちの方が伝えたい気持ちが伝わるでしょうか。
同じアクシデントでも、エピソード化して物語で伝えることで、
読者はイメージしやすくなります。
このように、読者への気遣いができているかどうかで捉えられ方が変わります。
④手紙やメールを書くように書いているか?
=ペルソナ・ターゲット像を意識できているか?
言葉遣いを統一することも大事。
さっきまでですます口調だったのに、急にタメ口になると変な違和感があります。
例文:
「毎日、特別な酵素ドリンクを飲んでいます、
そのおかげで、-3kgのダイエットに成功しました。一緒に試そうよ。」
×:試そうよ → ○試しましょう
語尾が急にタメ口になると、読者に馴れ馴れしいと思われてしまいます。
⑤読むことで得られるベネフィットがあるか?
=最後まで読んで満足感や変化を与えられるか?
例文:
「この文章を最後まで読むと、コピーライティングが上達します」
「この文章を最後まで読むと、コピーラーティングに必要な考え方と
3つのテクニックを身につけることで、コピーライティングが上達します」
後者の方がより具体的な読むことのメリットを提示できているので、
読者からしても読む価値がある文章であると認識してもらいやすくなります。
以上のようにライティング後の5つのチェックポイントをご説明しましたが、
どの項目も大変重要なものとなっています。
それらをしっかりメモにし、常日頃の顧客に向けた文章で活用していけるようにすると、その分成長が早くなります。
本日は以上の内容となっています。
また明日、記事を書いていくので、もしよかったら読んでください。
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