与えられ続けてきた人生を卒業したい
どうも、すずきです。
これまでの人生、決められたルートを疑いもせずに真面目に一生懸命に進み、会社に入ってからも変わらず一生懸命に働いてきた。
ところが不思議なことに、身を粉にして働いても誰かの役に立っている感覚はなく、気づくと会社の評価軸で評価されることが目的のようになっていた。そして、狙い通り会社にはある程度評価され、中堅にもなって大事な仕事を任されるようになってきた。にも関わらず、振り返ってみると自分のやってきたことにはなんの自信も持てず、自分が培ってきたと思っていた能力も社外では通用しないことに気付かされて頭をぶん殴られたようだった。
自分の親世代が歩いてきたこの道を歩けば、その先には安心できて、幸せな何かが開けると思って生きてきた。でも、会社に首根っこを掴まれたようなこの不安感は歳を重ねるたびに膨らみ続け、それでも自分には力がないから仕方ないと自分自身をなだめて誤魔化してきた。結果蓋を開けてみれば、自分の力は貧弱で、会社の支えなしには生きていけない弱々しい存在になってしまっていた。
既存の枠組みに乗っかり、既存のルールの中でゲームに参加し、その世界にある選択肢の中から考え得る最善を選び出して、うまいこと立ち回って生きる。そんな生き方にモヤモヤしながらも、既存の枠で生きることを選択し続けてきた。そして、いつか社会が変わって自分の満足できる生き方を選択できる日が来ると良いな、などと与えられる環境に身を任せ、他人に自分の人生を委ねてきた。自分には選択肢を生み出すことはできないからと諦めて。
でも、もうそんな他力な行き方は辞めようと思う。社会に、環境に、他人に委ねてきた自分の人生を取り戻し、自分の力で自分の人生を創り出したい。自分に合った選択肢を創造し、選び、生きて行く。
きっと自分探しに答えはなくて、答えを見つけようと必死になっても何も変わらない。自分の心の機微を感じ取り、自分で考え、行動し、もがきながら前進し続けた先に、それまで見えなかった何かに気づく。その時には今見えない世界が見えていて、また新しい心の動きに導かれるように何かがはじまる。そして動き続けると何かが見えてくる。その繰り返しこそが、まさに自分に合った選択肢であり、自分の人生を創り出すということなのだと思う。
これから踏み出す新しい世界。
遠い先を見ようとせず、無理に答えを求めず、心の機微を感じ、導かれるように生きていく
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