お店を開業する前に陥る失敗
さて、美容院を開業しようと考えた時、
夢や希望に満ち溢れどんなお店にしようか
思いを巡らせると思います。
ここで陥りやすい失敗があります。
それはお店の【名前】。
お店の名前にいろいろな思いを込めて
造語にしてみたりと思慮すると思いますが
美容院の名前ってかっこ付けすぎて
『読めない』ところが多いです。
そして覚えられない。
実際当店の半径500m以内に9件の美容院がありますが、
1件いまだに名前のわからないお店があります。
競合店は一応チェックしますが、
そのお店がオープンしてもう5年ほどたちますが未だにです。
何だかよくわからない造語と、
視認性のないフォントのせいで読めないし覚えられない。
これは致命的です。
例えばインターネットなどで検索するときに
お客様はどう検索したらよいのでしょう?
通りがかりで気になったのに、
いざ調べようと思ったときに名前何だっけ?
となってしまうと機会損失が起こります。
地図上で調べてくれる方もいるかもしれませんが
お客様も暇ではありません。
名前で検索して出てなければそのままスルーしてしまう
人がほとんどです。
お勧めはひらがな、カタカナ、漢字などの
『日本語表記』。
どうしてもアルファベットを使いたければ
ローマ字読みと変わらない名前で2音か3音くらいの
短いワードがいいでしょう。
お店の看板などには英語表記の名前を載せてもかまいませんが
必ずカタカナでの読み方も大きく載せ、
ホームページなどはカタカナ表記に直しましょう。
お客様にとってお店の名前の意味など
全く関係のないことです。
お店の前を通ったときに気になって覚えてもらえて
検索されやすい名前にすることが大切です。
因みに人は破裂音『ぱぴぷぺぽ』が
印象に残りやすいようです。
私がもし2号店をだすのであれば
『PiPi(ピピ)』とか『PePe(ぺぺ)』とか
意味はないけど覚えやすくて間違いにくい名前に
しようと思っています。
英語表記の『R』と『L』、『C』と『K』など
紛らわしい表記も控えたほうがよいでしょう。
あなたのお店の前を通るほとんどの人は
あなたのお店に興味がありません。
せっかく興味を持ってもらったお客様には
しっかり名前を覚えてもらって検索してもらえるような
名前、表記を心掛けることが大切です。
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