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色を消すということと、元の色を想像すること

RICOH GR IIIx , 絞り優先AE f5.6 , 1/250sec , -0.3EV , ISO200(オート)

カメラメーカーでファームウェアを作っている方には申し訳ない気もするけれど、せっかくデジタルなのだから、モノクロで撮ると決め打ちせずに、後から彩度を落としたり、コントラストを調整する方が好みだったりします。

写真を撮ること"だけ"を目的に外出をすることは殆どないので、まずはシャッターを切ることを最優先としていることも関係しているかもしれません。写真やカメラとの向き合い方は人それぞれだと思うのであくまで私の好みの話ですが。

“本当の写真好き“な方からしたら邪道なのかもしれないけれど、カメラメーカーのテスターでもないし、機材のレビュワーでもないので、それでいいんじゃないかと思っています。

Instagramで皆さんが撮られた写真を眺めている時も、

  • フレーミングされた外側にあるものは何だろう

  • ティールアンドオレンジにレタッチされた元の色はどんなだろう

  • もっと広角のレンズで撮っていたら何が写っていただろう

などと想像を膨らませながら拝見しています。

テレビの報道番組を定点観測していても同じ想像をします。伝えられなかったものは何なのか、選ばれなかったニュースは何なのか、それはなぜなのか。

テレビの報道番組の定点観測を趣味とする写真好き。酢豚にもピザにもパイナップルを許容します。

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