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風の時代における新しいゲームの遊び方
2025年、最初のnoteになった。
昨日、二ヶ月ぶりに友人とゆっくり会えたので近況報告をしていたら、「いろいろ濃い体験をしていたんだね」と面白がってくれた。
自分では意識していなかったが、言われてみればそうかもしれない。年明け、noteに記録する余裕がなかったのも確かだ。
スケジュール的に多忙というわけでも、大きなトラブルがあったわけでもなかった。ただ「起きた出来事を俯瞰し、その意味に気づいて、自分が大きく変容する」という流れが加速していた。少し前の私だったら、グルグル悩んで沼にハマり半年くらいかけて消化していたようなことも、即日〜数日以内で腑に落ちる感じ。このスピード感…!
前回(冬至)のnoteでも書いたように、「ゲームが変わった」ってこういうことなのかと実感する。
みんな地球の上に生きているわけだから、地球の変化と同じタイミングで、やっぱり何かを感じとっているんだと思う。
土の時代から風の時代へ。
まさに「ゲームが変わった」という感じ。
2025年は、この新しいゲームを本格的に遊び出すフェーズなのだ。
年明けからの私の状況をゲームでたとえるなら、ゲームのオープニングで遊び方やルールの大枠をつかむための強制的な「チュートリアルイベント」を立て続けにこなしていたという感じ。そう捉えると何だかしっくりくる気がする。おかげで、新しいゲームの雰囲気にも少しずつ慣れてきたところだ。
今回は、現時点で私なりに捉えている「風の時代の新しいゲームってこんな感じかも」ということを少し記しておこうと思う。
魂のキャラ設定を把握する
チュートリアルでまず教えられたのは、ゲームプレイヤーとしての「自分」の扱い方に慣れましょう、ということだった。「キャラ設定を把握する」ことでもある。
年末のnoteでは「2024年は自己愛について向き合った」と書いたのだが…
自分を愛することを優先した上で、ここからより具体的に自分のキャラ設定を生かした遊び方を構築していくイメージだ。
ここで言う風の時代のゲームにおいての「キャラ設定」とは、本当に魂のままの純度の高い自分のことを指している。
少し前、土の時代の私が認識してきた「自分らしさ」には、社会通念の型に適用するようにつくられた部分がある。つまり、魂のままではない。新しいゲームには適さない「不純」なものも多く含まれているのだ。
だから、魂のままの自分に純度を高めるためのアップデートが必要になる。
年明けから「それは本当のあなたらしさを発揮する行動なの?」と取捨選択を迫られる出来事が続いて、まさにそのトレーニング期間のようだった。
仕事の依頼を受けるかどうか、旅行に行くならどこか、家族の課題にどう関わるか、はたまた今日の晩御飯に何を食べるかという細かい部分まで、自分の内側に集中し、魂の声と対話しながら決めていく。
魂の声がYESというものをやり、それ以外はやらない。
これを繰り返していくことで(もちろん失敗もしながら)、魂のキャラ設定も明確になっていく。その過程では、自分自身だと強く思い込んでいた設定が「実は全然違った!」という衝撃的な気づきもたびたび起きてくるので、その都度、手放しや浄化ワークも繰り返していた。
宇宙に接続するオンラインゲーム
ちなみに、この「魂の声との相談」のやりやすさも、仕様として新しいゲームの特徴ではないかと感じている。
スピリチュアル的に言うならばハイヤーセルフや高次元のガイドとのチャネリングのことなのだが、以前の私の場合、瞑想などを深めて「特別な」モードに入らないと接続することができなかったように思う。いまはもっと日常的に気軽に行える仕様に変わった感じがする。とにかく直感が鋭くなった。YES or NOも自分の体感で識別しやすい。
これもゲームにたとえるなら、常時接続のオンラインゲームにアップデートされたイメージだ。
さらに言うと、体験セーブデータの保存場所がローカル(肉体)からクラウド(宇宙)に切り変わったという印象もある。
だから肉体側の記憶があいまいになる。時間感覚おかしい。現実感がない。クラウド化でデータは軽くなったからなんとなく過ごしやすくはあるものの、「え、これちゃんと記録されてる?」などと不安にもなる。当初はその感覚にかなり戸惑った。
この先の新しいゲームを最大限楽しみたいのなら、エネルギーの世界や宇宙とのつながりが必須条件かもしれない。以前、私もnoteで「宇宙意識で生きる」という覚悟について書いたものがあるが、そんなイメージ。
セーブデータ(記憶や思い出)の意味合いもこれまでとは違ってくる気がしている。過去から積み上げていくデータに依存することなく、とにかく「今」にフォーカスし続けて、その都度生まれるゲームを楽しんでいく…そういう遊び方に変わっていきそうだ。
勝負のゲームから個性のゲームへ
ちょっと話が逸れてしまったが、私がゲームのチュートリアルとして最初に「魂のキャラ設定の把握」に取り組むことになったのは、新しい風の時代のゲームが「個を生きる」ということが大前提になるからだろうと思う。
土の時代のゲーム設定が、物質的な富などの順位を争う「勝負のゲーム」だったとしたら、風の時代のゲーム設定はそれぞれの人々が自分らしい感性を表現する「個性のゲーム」に変わっていく(これは西洋占星術における土の時代、風の時代の一般的な解釈でもある)。
どちらのゲームを面白いと感じるかは人にもよるだろうし、いい悪いはないのだけど、私は個人的に断然、風の時代のゲームのほうが合っている。物心ついた時から勝負のゲームの面白さがいまいちわからなかったけれど、みすみす負けて辛い思いをするのも悔しいし、それなりに時代に自分をアジャストさせて頑張ってきた。だから、いよいよ待っていましたという感じだ。
いずれにせよ、ゲームの切り替わりのタイミングに居合わせられたこと自体、とてもラッキーなことだと思う。同じプレイヤーが二つの全く異なるゲームを遊べるわけだから。
「虹はなぜ美しいのか?」
風の時代は「個性のゲーム」だ、ということに思い至った時、五年前に滝の前で降りてきたメッセージを思い出した。滝にかかる大きな美しい虹をボーッと眺めていた時に浮かんできた言葉だった。
虹がなぜこんなにも美しく
私たちの心を打つのかわかるだろうか?
それぞれの色に迷いがないからだ。
赤は赤の、黄は黄の
その色で迷いなく輝いている。
迷いなき色だけが、調和の一部となる。
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五年前は「なるほど、確かにそうだよねぇ」という感じで、あまり深くは考えていなかった。虹が大好きな私にわかりやすいように、うまいこと言ってくれるもんだな、と。
でも、いまになってあらためて思い返すと、妙にしっくりきた。
「迷いなき色だけが、調和の一部となる」
これこそ、新しいゲームを遊ぶ上では大切な考え方という気がするからだ。
社会的にはマイノリティ含めて多様性を許容しましょうという流れもあるけれど、その文脈とはまたちょっとニュアンスが違う。
真の調和のためには、それぞれの個人が「迷いなく」自分の色で輝くことが必要とされるということ。他の人がうらやましくなっても、他の人の色を自分に取り入れてしまっては調和の一部になることはできない。
土の時代のゲームの名残で「人より優れていなければいけない」という観念は誰にも多かれ少なかれあるだろうが、虹のそれぞれの色には優劣はないし、優劣ができてしまった時点で美しい虹にはなりえない。
風の時代のゲームが目指すものは、人々の個性が生み出すカラフルで調和した美しい虹のような世界なのだ。
虹の一部としての私
このカラフルで調和した世界観自体は、ホロスコープ鑑定士でもある私としては、もともと馴染みがあるものだった。
その方の出生ホロスコープが映し出しているのは、唯一無二の個性であり、その個性をご本人に深く理解してもらえるように、人生で存分に生かしていただけるように、少しでもお手伝いできればと思ってやってきた。
誰かの色の輝きを見ることが大好きだし、その色を輝かせるためのアドバイスもわりと得意。ホロスコープやリトリートを通じて、好きなこと、得意なことを仕事にできているわけだから、幸せなことだと思う。
…が、ここにきて重要なことに気がついた。
あれ、私ってもしかして…自分も虹の一部だってことを忘れがちなのかもしれない、と。
他者のサポートが得意だからとせっせと手伝っているうちに、自分のやりたいことがよくわからなくなることは、過去にはしばしば起きていた。
誰かの色を愛でて勇気づけることは、私の特性を生かした社会的な役割になり得ると思う。ただ、もっと根本的なところにおいては、私自身も常に迷いなく「自分の色で輝く」ことを徹底しないと、世界の調和に寄与することはできないということ。
美しい虹を外から眺めるばかりではなく、その虹の中に自分も存在していることを、忘れてはいけないのだった。
「調和の一部となる」
きっと私はその喜びを体験したくて、この時代、この地球に生まれてきたのだと思うから。
自分に集中する時期
つい最近も、いつも湧き水を汲ませてもらっている神社でこんなメッセージをもらった。
自分の内側からこんこんと湧き出ているものだけに集中していく時期です。外側で起きていることには気をとられすぎないで。
あなたの胸の中心には、秘密の泉がある。
泉の様子を集中して観察していれば、本来のあなたの純粋で透明な流れと、それ以外のものを区別することができます。
それ以外のものは、丁寧にすくい上げて、感謝とともに手放して。
あなたの泉は鏡となって、新しい世界を映し出していきます。
「自分の色で輝こう」と決めたいまの私の背中を押してくれるようなメッセージだった。「自分に集中する時期」と言ってもらい、ハッと目が覚めるような感覚になった。
「自分に集中するなんて、自己中ってことなのでは?」と、つい捉えてしまいがちだ。でも、他者の輝きを尊重したい、調和の美しさを伝えたい。その願いがあるならば、自分自身の色で迷いなく輝くことからはじめなくてはいけない。
やることはシンプル。何事においても魂の声を聞き、YESの道を進むということ。年明けからのチュートリアル期間だけでも、ちゃんと手応えは感じてられてきている。引き続き実践あるのみ、だ。
そんなわけで、新しいゲームはまだまだ序盤。展開のスピードと慣れない操作に戸惑いつつも、未知の世界を楽しんでいきたい。
***
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いつものように完璧な調和がありました