格差が広がる仕組み
1億円分の株式資産を持っている資産家が、年に5%の配当金を得ている場合、500万円の収入です。
この時、この500万円の配当金にかかる税率は約20%なので、100万円の税金を払い、資産家の手元には400万円残ります。
非正規労働者の平均年収は男性226万円、女性152万円です。
資産家は寝ていても非正規労働者より多くの収入を手に入れます。
株式の税金は累進ではないため、10億円分なら4000万円が手元に残ります。
これはもう宝くじが当たっても勝てませんね。
資産家と労働者の収入の差は、戦争などが起きない限り、開き続けます。
まあこの辺のことは、ピケティさんの『21世紀の資本論』に書いてあるらしいです。