乳ガン日記14 ~リハビリ始めました~
こんばんは。Ottoです。
昨年11月に乳ガンが発覚し、一昨日どうにか手術を終えたところです。
過去の日記は下記のマガジンから御覧頂けます。
今回は術後のリハビリ運動等について綴ります。
手術から一夜が明け、まだ傷口が痛むものの、鎮痛剤さえ効けば余り苦しくなくなりました。
食欲も普通にあり、食事は毎食しっかり完食できるし、とっても美味しいので入院中の数少ない楽しみになっています。
現在ソーシャル・ディスタンスのため、食事する場所は食堂だったり(一つのテーブルに一人だけでの食事なので広々として気楽です)、自分の病室だったり、その時により異なります。
しっかり自分でお盆も運べているし、身体も動かせるし、気分転換にもなりますね。
昨日は握力回復ために、少し固めの低反発素材のスポンジをお借りしました。
手術した側の手だけでなく、両手がビックリするくらい握力ダウンしていました…。
手術は体力をとても消耗するものだと実感しました…。
しかしながら握って遊び続けているうちに、握力は結構回復しました。
元気がみなぎっている食後にすると、より調子が良くなっている気分になりました(あくまで個人の感想です)。
また今日から肩や腕の可動範囲を戻すリハビリ体操も始めました!
手術後のリハビリ体操(乳がん.jp)
毎日、決まった時間帯に、この映像を見ながらリハビリ体操をします。
入院期間中はこの映像を記録したDVDを見ながら体操していますが、退院後もこれでリハビリを継続できるので大変ありがたいサービスですよね。
目標は、来月にはGoodとされる御手本にまでなることです。
こんなに早くリハビリ体操をするのかとビックリしましたが、サボって運動障害が後遺症になってしまうと問題なので、無理のない範囲で頑張ります!
ちなみに初回の私は、できる動きもあれば、できない動きもあります…。
そして今日は、手術後から患部を巻いていた圧迫ベルトからも解放され、患部に付いていた絆創膏も外れました~!!
患部は傷跡もよく分からないくらい綺麗になっていて感動しました!
私の場合は、傷口を縫合していた糸は溶けて身体に吸収されるタイプなので、抜糸する必要もありません。
脇下のドレーンはまだ付いたままですが、ぼちぼち外れる見込みです。
これからは術後用の、フロントホックの優しいブラジャーを付けて胸を保護し、本来に近い形に再生できるようにします。
そこそこの量を摘出したけれど、術後48時間で傷口も綺麗になっていて、胸もほぼ再生されるなんて、この乳房温存術は本当に凄いとしか言いようがありません。
乳ガンの症状や治療は本当に人それぞれですが、少なくとも私は最善の形で処置していただけたので、繰り返しになるけれど主治医や看護師の皆様にはただただ感謝しかありません。
昨日は下半身だけシャワー可能でしたが、これからは全身シャワー可能に戻れたので、これもまた素直に嬉しいです。
傷跡を洗うのは少し怖かったですが、看護師さん曰く「泡立てたボディソープを、そっと付けて洗い流すだけで大丈夫(ゴシゴシ強めに洗うと、また傷付いてしまうし、皮膚の良い細菌も殺してしまうので)」とのことだったので、簡単ながらも洗えてスッキリできました。
怖がってシャワーを控えることで、不衛生になり傷口に炎症が起きたらまた大変ですので、これからシャワーも臆すことなく浴びます。
全然痛くなかったので、より自信も取り戻せました。
あとはドレーンに気を付けてシャワーするのは結構難しいので、早くドレーンからも解放されたいですね…。
うっかりドレーンを落としてしまい、少し引っ張れてしまった時は冷や汗モノでした…。
(ドレーンの管は意外と弾力性が高く、こういうトラブルにも備えてテープで留めているので、幸い問題ありませんでした。)
今回の日記は以上です。
これからも順調に物事が進みますように!