#0. Subciety
Meets with Subciety
Subcietyを知ったのは、高校1年か2年のときだった。10-FEETが好きだった私は事あるごとにオフィシャルサイトをチェックしていた。
ライブ情報とか次のツアーグッズだとか、とにかくあらゆる情報をCASIOのガラケーで検索していた。
※初ライブの4REST TOUR物販
ページの下の方にあったサポートブランドの中にSubcietyというバナーがあった。何となく押してみるとそこにはイカツめなアパレルが並んでいた。
大好きなバンドの着るブランドを知って嬉しくなった気持ちを覚えている。
とはいえ、放課後に時給650円のスーパーでバイトをする学生には容易く買える値段ではなく、とりあえずSubcietyという文字列だけ脳に焼き付けておいた。
コレクションが発表される度にオンラインストアをチェックして欲しいけど買えねえよ!と思っていた。
時は過ぎて大学生になり、都会水準の時給でバイトをしていた私は意を決して渋谷にあるSubciety HEAD SHOPへ向かう。
1人で入店する勇気など無く、友達についてきてもらった。
怖そうなお兄さん達がいて心が折れそうだったけどSNSで見て知っていたプレスのMAKIさんに接客してもらいPraying handsのVネックTを購入した。
※地下は怖いだろ
初アイテムをゲットした後は福袋を買ったり、サンプルセールでジャケットを買ったりした。
お金無さすぎてそんな機会でしか買えなかったけど。
そこからは何やかんやでバイトでショップスタッフになったり、社員になったり、みんな居なくなったり笑
だいぶ端折ったけど、自分の感じたワクワク感や憧れを感じて欲しいなと思うし、感じさせられるブランドでありたいと思う。
着て何となく良い気分になれたり、カッコつけれたり、少しだけ頑張れたり、仲間が出来たり、みんなの1日を少しだけ楽しくさせるブランドでありたい。
そう思う。
from backyard.
10-FEET https://10-feet.kyoto/