Kolors: 無料で使える最新AI画像生成ツール、その実力は?!
こんにちは〜！
最近話題になっている新しい画像生成AIツール、Kolorsをご存知ですか？
SNS上に次々とアップされ始めたその生成画像のクオリティー✨を見てから、私もすっかり使いたくなってしまいました。なので今日は Kolorsを試してみたいと思います。
🎨 Kolorsって何？
Kolorsは、中国の Kuaishou Technology（快手科技）が作った画像生成AIです。KuaishouはTikTokの競合として有名な短編動画アプリを運営している会社です📱。
🎨 Kolorsのすごいポイント
言語の理解がすごい
Kolorsは英語と中国語の両方を理解できます🌍。高度な言語モデルを使って、複雑な言葉の意味もバッチリわかります！
画像がとってもキレイ
Kolorsが作る画像は、Stable Diffusion 3やDALL-E 3、Midjourney V6などと並ぶほど高品質なんです📸。フォトリアリスティックな画像を作るのが得意なんですよ。
みんなに開放
Kolorsは誰でも無料で使えます📖。（商用利用には別途契約が必要です。）
🎨 利用可能なプラットフォーム
Kolorsは、ウェブサイトで簡単に試すことができます。ソフトウェアのインストールや設定は不要で、誰でもすぐに画像生成を楽しむことができます。
Kolors AI - Free text to image tool, create image from text
もう少し高度な機能を試したい方には、Hugging Faceで提供されているKolorsがおすすめです。こちらもウェブ上で利用できるので、特別なインストールは不要です。
もっと深くKolorsを試したい方には、GitHubからソースコードをダウンロードしてローカル環境で使用することもできます。
追記：Kolors AI - Free text to image tool, create image from textは中国語プロンプトではうまく生成されないようです。
追記：ネガティブプロンプトの影響
ブログを書き上げた後に気づいた点ですが、Kolorsを使っていくつかのプロンプトを試してみたところ、ネガティブプロンプトを入れなくても生成結果にはほとんど変化が見られませんでした。
🎨 実際に試してみた：Kolorsでの画像生成
今回、Kolorsを使って画像を生成してみました！以前DALL-E3や、Adobe Firefly Image 3 でも同じプロンプトを試しています。
画像の比較を楽しみたい方は、過去の記事もご参照ください👇
🎨 Kolorsでアメコミ風画像生成に挑戦！文字入れ機能もばっちり
今回もKolorsを使ってアメコミ風の画像を生成してみました！
英語のプロンプト「American comic style, young American woman, speech bubble, saying 'OMG', black and white pen drawing（アメリカンコミック風、アメリカ人の若い女性、吹き出し、OMGと言っている、白黒のペン画）」で生成してみました。英語の吹き出し文字もバッチリ入っています！👌
なので中国語プロンプトを使えば吹き出しの中に中国語も書き込めるかと思い、「美式漫画风格，美国年轻女性，带有对话框，说‘天哪’，黑白钢笔画」というプロンプトを試してみましたが、こちらは文字入れはうまくいきませんでした。でもペンタッチの画像を生成するのはかなり上手なようですね。
🎨 Kolorsでフォトリアリスティックな人物描写！英語と中国語でこんなに違う
次にKolorsが得意と言われているフォトリアリスティックな人物描写を試してみました！今回も描いたのは「日本人の20代の女の子、カメラを構えて微笑んでいる、海岸、朝日」という画像です。
まず、英語のプロンプト「A beautiful Japanese girl in her 20s, smiling while holding a camera, on a beach, at sunrise」を使ってみました。すると、目鼻立ちがはっきりしたちょっとセクシーな美少女が描かれました📸。
次に、中国語のプロンプト「一位二十多岁的漂亮日本女孩，手拿相机在海滩上微笑，晨曦中」を使ってみると、あれ？！とびっくりしたんですが親しみやすい雰囲気の美少女が、、🫢💧
同じ意味合いのプロンプトでも、使用する言語によってこんなに違った雰囲気の画像が生成されるなんて、ちょっと初めてで驚きです。
次に男の子でも試してみました。
今回も「18歳の日本人男性、k-popスターのようなルックス、穏やかな笑顔、白いシャツ、片手を髪に当てている、背景は海でぼやけている」という設定で、英語と中国語に翻訳して描いてみました。
やはり英語のプロンプトを使ったものはちょっと顔立ちがソース顔、中国語のプロンプトを使ったものは心なしか醤油顔なイケメン男子になっていると思いませんか？！気のせいかしら、、🤔💦
🎨 驚きの違い！Kolorsで英語と中国語のプロンプトを使って描き比べ
最後にKolorsを使ってさまざまなタッチのイラストを描き比べてみました！やはりかなり使う言語によって生成される画像がずいぶん変わったのでご覧になってみてください。
🎨 水彩画の比較
どちらも「水彩画、湯気を立てたコーヒー、喫茶店、暖かい雰囲気」という設定で描いてみました。
英語プロンプトの方が陰影が深く、中国語で描いたものは、柔らかいタッチで、全体的に優しい印象になりました。
🎨 デジタルアートの比較
次は「デジタルアート、毛足の長い白い猫、可愛い仕草、背景には花がいっぱい」という設定で英語と中国語プロンプトを使って描いてみました。
英語プロンプトの画像は、猫の毛並みや花のディテールがしっかりと描かれ、立体感があるようです。そして中国語の方は、よりフラットな感じで、親しみやすい印象のイラストに仕上がりました。
🎨 アニメタッチの比較
最後にアニメも描いてもらいました。「アニメタッチ、20代のブルーの髪のツインテールの美少女、吹き出し、こんにちはと言っている」という設定でやはり英語と中国語のプロンプトを使っています。
英語プロンプトの方はやはり深い陰影と鮮やかな色合い、少し露出が多くなるかなという印象も受けました。
そして中国語プロンプトの方はより柔らかい色調でアニメらしい可愛らしさをより感じました。
いかがでしたか？！
使うプロンプトの言語によってこんなにも生成される画像の雰囲気が違うのは初めてで、とても面白い発見でした！欲しい画像のスタイルに合わせてプロンプトの言語を選んでみるのも良いかもしれませんね？！✨
この記事をお読みいただき、本当にありがとうございます
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