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手術翌日

寝たのか寝てないのかわからないような感覚で迎えた朝。


寝るのは得意な方でいつでもどこでも寝れるタイプの人間です。 


昼寝3時間しようとも夜はしっかり眠くなるし、朝も弱いです。


だけれどもやっぱり手術後の眠りは浅かった。


痛みで寝れないというわけでなく
麻酔で7時間程寝かされたからかな。


看護師さんも夜中に度々見に来てくれるし、その度に起きたな。


外が明るくなって、もう一度右の太ももに手をやると、やっぱりジェルパッド。笑


右太ももの感覚はない。


そうしてるうちに朝食が運ばれてきて


看護師さんが
「お箸はありますか?」
と聞いてくれたので


「引き出しにレンタルセットがあります。」
とお願いしました。


今回は入院セットを病院でレンタルした中に割り箸やフォーク、スプーンも入ってました。


フォークを取ってくれて
「ではごゆっくり〜」
と去って行った看護師さん。


さて食べようと思ったら


「ああ。動けない。」


初めての入院でベッドが動くということをすっかり失念していました。


そしてベッドを限界まで動かして背中を立てる。


しかし食事の乗ったテーブルに手が届かない。


足もフットポンプがついているので使えない。


くそぉ。すぐそこの食事に手が届かないことが悔しい。


なんとかまだ動ける左側の体を伸ばして食事に辿りつけました。



ちょっとのことでナースコールは
押しにくかったです…。



そしておかゆ的なものを食べるのかと思ったらガッツリと普通にパン朝食。



なんとなく不安で
いつも以上にしっかり噛んで
消化しやすいようにしようと思いました。

牛乳なんていつぶりかわからないけど飲みました。


やっぱあんまり好きじゃない。笑
そしてきゅうりも好きじゃない。笑


しかし完食。
絶食でお腹は減っていた。


朝食はフォークを取ってくれたものの
昼食はとってもらうのを忘れてまた苦労しました。


幸い左側にカバンがあったので
自分で買ってきた箸に手が届きました。


ベッド周りを動けない仕様に準備しなかったことをここで完全に後悔してました。


本当になんも届かねえ。
全然、体、動かせねぇ。


そんな感じだったので


「翌日には歩きましょうね。」
と言っていたのも結局無理でした。


看護師さんに
「靴履いてみましょうか。」
と言われた際に


自分の手で右足を持って移動させたら


「右足動かせないですか?」
と言われて


「はい、全く感覚がありません。」


と言うと
「じゃあ今日は残念だけど無理ですねぇ。」と言われました。


そんなぁぁ泣
早く元気になりたいぃぃ。


続く…。



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