ラドロン!!!
ラドロンっ!
ラドロンっ!!!
ラドロン?
これは私がブラジルに行って練習の中で初めて覚えた言葉です。
私にボールがくるとラドロン、ラドロンの叫びを浴びせられる。
やたらみんなが叫ぶから、初めの頃はその味方の声に焦ってしまって、なんだよ!落ち着いてやらせてくれよ!!
と(若干ムカつきながら)思っていたのですが、
あとあと意味を調べてみると
ラドロン = 泥棒
という意味でした。
サッカーにおけるラドロンは
「相手が来てるぞ!」
と死角から来ている相手を知らせてくれる言葉でした。 (誤解してごめん!みんな!ありがとう。)
ほぉ〜おもしろいな。
ブラジルで生活していると、生活自体がサッカーのトレーニングなのです。
歩きスマホをしているとバイクに乗った泥棒がケータイかっさらって行っちゃう。
犯罪じゃないかという声もわかりますが、歩きスマホをしている人にも責任があります。
iphoneなんて格好の餌食です。
(ブラジルではiphoneがバカ高い。)
サンパウロのような都市では財布もケータイも腕時計もいつ取られるかわかりません。
だから勝手に周りを見る習慣がつくし、みんな危機察知能力というのが圧倒的に高い!
やべーやつがいたらまず近づかない。
危なそうなとこには行かない。
常に周りを見とく。
これってサッカーに置き換えると、
❍相手の強いDFのとこから攻めるのやめとこ
❍今ここでこのプレーをしていいのか?
となる訳です。
ブラジル人がみんな危ない。とか、どこでも犯罪が多い。とかそんなことは決してありません。
私は住んでいたサンジョゼの公園のベンチで緑と太陽が気持ちよすぎて一時間ほどひとりで爆睡したことがあります笑
これは危ないかもしれません。笑
だけど、確実に日本よりは危険が多い。
察知力がないと自分が危険、損する!そんな環境にいたら否が応でもそうなります。笑
"生きている環境がサッカーをうまくする。"
ブラジルで生活して感じた話でした。
相手に気付かれないように、
取るときは素早く。強く。
時にはラドロンになることもあります。
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