NATSUMI SAITO OLIVEIRA

🌿旅と音楽とフットボール🌿 2013年からなでしこリーグのチームでプレー→2019年 渡伯 ブラジルでプロサッカー選手→ビーチサッカー→現在U-15女子サッカーチーム監督。ブラジル人の夫と1歳息子との3人暮らし ⚪ブラジルの話⚪カラダの動かし方の話⚪フットボールを愛する主婦の日常

NATSUMI SAITO OLIVEIRA

🌿旅と音楽とフットボール🌿 2013年からなでしこリーグのチームでプレー→2019年 渡伯 ブラジルでプロサッカー選手→ビーチサッカー→現在U-15女子サッカーチーム監督。ブラジル人の夫と1歳息子との3人暮らし ⚪ブラジルの話⚪カラダの動かし方の話⚪フットボールを愛する主婦の日常

最近の記事

「ボランチってドリブルしていいの?」

3日間の遠征を無事終え、家に帰ってきて息子と散歩に出掛けたところぎっくり腰になり、時間ができたので書いてます。 すくすく育つ息子に喜びを感じながら、痛みもヒシヒシと感じておりますが、、、🥲😇 さて、表題の件。 先日トレーニングマッチで審判をしていたときに相手の選手が言っていた言葉なんですね。 「ボランチってドリブルしていいの?」 女子サッカー選手ってサッカーを見ない子が多い。 私がなでしこリーグにいたときもサッカーを熱心に観て、次の日にあーだこーだと語れるのはチームの中

    • 何味のアイスクリームがすき?

      息子の遊びブックなるものについていたアイスクリーム屋さんセットをせっせと作っていた。 いかにも親切に、ひとつひとつのアイスクリームにいちご、バニラ、チョコレートと書いてある。 この赤と白のアイスクリームが何味なのかはこどもが決めれば良いと思う。 客「このいちごアイスください」 店「それはさくらんぼです」 客「あら、私さくらんぼ大好き、それちょうだい」 でもいいじゃないか。 勝手に味決めないでくれよ。 これが親切なのか。ありがた迷惑なのか、 余白がなく、こちらに自由

      • 複数ポジションができる日本人、専門職のブラジル人

        オリンピックが閉幕し男子代表はベスト4入り、なでしこは準々決勝敗退で終わった。 男子サッカーの満身創痍の準決勝、3位決定戦は日本人として彼らの戦いぶりにとても感動したが、冷静に見ると世界との差はスコア以上にある。と感じたのも確かだ。 今回、オリンピック日本代表の試合でよく聞いた実況がある。 「日本代表には複数ポジションをこなせる選手が集まっていますね。」 だ。 日本の育成年代では、"可能性を広げるため"に複数のポジションを経験させる事が多いと感じる。 私自身も、CB、SB

        • オリンピック開会式にモヤモヤしているので思った事を書きます。

          日本開催が決まってからの盛り上がり。 新型コロナウイルス禍での開催についての議論。 開幕直前に関係者の相次いだ辞任。 様々な感情の中でのオリンピック。 イチ日本人として感じたモヤモヤが開会式から2日経った今でも拭えないので、ここに書いておくことにする。 私自身、長年サッカーをやってきてスポーツの尊さや、人々に感動を与えられるものである事を体感してきた。 選手がどれだけのものを犠牲にして努力して、オリンピックという舞台のために生きてきたかを想像すると、やはり開催してほしいと

          JOGADEIRA !

          オリンピック開幕まであと4日。 女子サッカーは一足先21日に第一戦があります。 なでしこの活躍がとっても楽しみです😊 ちなみにこの写真の私の下の黄色い彼女もブラジル代表で日本に来ています🇯🇵😁 ブラジル2番ポリアナ!よろしくね。 そこで今日はブラジルの女子サッカー選手の歌う曲を紹介します。⚽ リズムも歌詞もイイカンジです。 良かったら聞いてみてくださいね😊 🎶Jogadeira - Cacau feat Gabi Kivitz ポルトガル語では Jogador は男子

          コンビニのおにぎり

          中学生の頃、電車に乗って試合へ。 私の親友はコンビニで買ったおにぎりをお昼ごはんで持ってきていた。 それを見た友達が「コンビニのおにぎりって栄養ないよね〜」と一言。 いやどうだろう。 中学生だからきっと分別が出来ず思った事をつい口走ってしまったのだろうが、私はこの事をなぜか今も覚えている。 実はその後その友達と何回か試合をしたのだがその子を見る度にアンチコンビニのおにぎりの子だ、、、。 と思ってしまっていた(笑) 試合中にも、その子にボールが渡る度にあっ、コンビニおにぎ

          コンビニのおにぎり

          うまくやってく

          海外で生活をした事のある人ならわかるかもしれません。 思い通りに事が運ぶことなどほぼないと!!笑 日本で生活をしていると忘れてしまいがちですが、日本社会は素晴らしい。 とてもオーガナイズされています。 電車の時間、バスの時間、お店のサービス、商品の注意書きなど。。。 私はブラジルでサッカー選手として生活をしてみて、日本にいる時よりも自分自身のキャパ(幅)が広がったという感覚があります。 日本にいた頃の私は試合前には何を食べて、何分前にはこのストレッチをして、トイレに行

          うまくやってく

          サッカー選手の私が一番嬉しかった事

          サッカーをプレーしている時いつも思っていたのは 見ている人が楽しい、ワクワクする、面白いと思う、美しいなぁと思うサッカーをしたいという事でした。 試合に勝てば、見に来てくれている人のその日のビールは美味しくなり、負ければ苦いものになる。 (ビールは元々苦いよな!) 何百人もの人のその日のビールの味を決めるんだ。絶対勝つ!!と本気で思って毎試合していた。 さらにさらに、私のプレーを見て、明日ちょっと早く起きてボールでも蹴ってみようかなとかサッカー始めてみようかな。とか。私のプ

          サッカー選手の私が一番嬉しかった事

          カラダに染みつくサンバのリズム

          いきなりですが、🙇🏼‍♀️お詫び! 前回のnoteで次回はブラジルのロッカールーム事情について書きます〜!と張り切って言ったのですが、文章を書いているうちに違うところに着地してしまったので🛬笑、それも含めてお読みください。💃💃 さーせん!! 今日はブラジルのロッカールーム事情の話なのだけど、まずこれはバスに乗るところから始まる。 選手が住む寮にバスが着く。 日曜朝7時の住宅街、でっかいスピーカーを肩から下げ音楽を流してバス乗り込む。近所迷惑ぅ〜 試合に向かうバスの中も

          カラダに染みつくサンバのリズム

          ビーサンのすすめ

          ブラジル人の足元は、バスなら20%、スーパーなら60%、近所の酒場なら99%ビーサンです。 種類はもちろん、ビーサンにランクを設けて、安い素材これは地元で履くやつ、ちょっとキラキラついてるからよそ行きの、寒いときのもこもこ仕様。 とTPOまで網羅しています。 スーパーマーケットにも年中ありいつでも買えます。 ブラジルと聞くと、裸足でサッカーしている子どもたちが思い浮かびませんか? しかし、裸足より難しいのがビーサンでサッカーすることです。 気になる人はやってみてほしいの

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          ラドロン

          ラドロン!!! ラドロンっ! ラドロンっ!!! ラドロン? これは私がブラジルに行って練習の中で初めて覚えた言葉です。 私にボールがくるとラドロン、ラドロンの叫びを浴びせられる。 やたらみんなが叫ぶから、初めの頃はその味方の声に焦ってしまって、なんだよ!落ち着いてやらせてくれよ!! と(若干ムカつきながら)思っていたのですが、    あとあと意味を調べてみると ラドロン = 泥棒 という意味でした。 サッカーにおけるラドロンは 「相手が来てるぞ!」 と死角から来て

          ご報告。

          お久しぶりです。 こんにちは。 暑い日が続きますが、みなさん元気ですか☺️? さて、今日は報告があります。 この度私事ですが、 愛すべき家族ができました。 サッカーを始めた6歳の頃から、私の生活の中心はいつもサッカーでした。 いつもずっとボールを蹴っていたかったし、もっと上手くなりたいし、サッカーが私の中で一番大きなものでした。 そして今は、 "家族" が一番大きな存在になり、私のすべてのパワーを100%、家族に注ぎたいと思うようになりました。 サッカー選手として、日