赤と青、そして黒
久しぶりに仕事関係でストレスが溜まっている。それはもう、なかなかに溜まっていて、同僚に愚痴をこぼしながら帰宅したほどだ。
それは小姑のごとく、クレーマーのごとく指摘をしてくるその男は、ほんとストレス以外のなにものでもなかった。私自身は知らなかったけど、その組織では当たり前、というかそーいうルールで、守らなくてはいけないものという認識で指摘されたものだから、なかなかイラッとした。
たしかに、間違ったのは私だが、普通に考えればそーやるだろうし、結果的には問題ない。ただ単に「郷に入らば、郷に従え」的な考えに沿っていないというだけで、
「わからなかったら、ちゃんと聞いて」的に言われたことが余計にイラッとした。
こんな感じのやりとりを同僚にはなすと、
「わからないことがわからないんですよねー」的に言われて、さらにイラッとした。
わからないことがわからないんじゃなくて、そもそも知らないことを指摘されたところで、しらねーよってことである。
機械的に作業することしかできない例の男にも
こちらの感情の意図を察することができない同僚にも
イラッとする深夜2時に、
本麒麟
金麦
麦とホップ 黒
を飲むのであった。