出演作を続けて観たくなる、底なし沼な韓国ドラマ俳優12人
ドラマを観る最大のモチベーションのひとつはもちろん役者です。この人が見たい!という熱と勢いがなんだかんだ最強で、一旦ハマるとしばらくその人の出演作ばかり見続けるなんて経験は多くの人がしていると思いますが、私もよくそれをやるので、ハシゴ鑑賞したなぁという俳優さん(メンズ)をリストアップしてみました。ただただ自分の沼の備忘録です。
最近はすっかり演技ドルsに夢中な私です
ジュノ (2PM)
今や演技ドルというよりもともと俳優だったんじゃくらいのオーラを放ってますが、冷静にアイドルとしても一流だからすごいなと。やはり「赤い袖先」が革命的に沼です。日本でも大河ドラマに出て俳優さんの印象が変わることってあると思いますが、時代劇に完璧にハマる役者の演技力は格別なものがある気がします。ここでの威厳あふれる賢王と対照的に、やんちゃな仔犬のような男子を演じてた「ただ愛する仲」も、「赤い袖先」のイ・サンと全然違うのに間違いなく彼の魅力の一面を見せてくれる作品。一方リーガルサスペンス「自白」ではとても誠実な演技という感じで、彼自身の色にとらわれない役に染まる実力を感じました。本人も言っていた気がしますが、外見の個性が強すぎないことが(かっこいいけど)役者として強みになっている人だと思います。
ジニョン(GOT7)
場の雰囲気を優しくする不思議な存在感をまとった人だなと思います。ジニョン。彼の演技を意識して観たのは「悪魔判事」が最初でした。優しくて純粋だけど気は強い、みたいな独特のキャラクターが滲み出てる印象。「彼はサイコメトラー」、「ユミの細胞たち」とかもどれも役柄は違いますが、ベースに彼のそんな元来の魅力がある気がするし、ジニョンが出ている作品はそれを期待して観ている自分がいます。癒される。ジュノがジニョンを後輩としてとても可愛がっているというのがまた良いです。
↓ジニョンが踊る2PMの「우리집」が結構好き(ドラマ関係ないけど)。
ロウン(SF9)
最近の勢いが半端ないですが、確かに結構唯一無二だなぁと感じるひと。強すぎる顔面と隠しようのないスタイル(身長)と。でも個人的には彼の演技がやたらツボです。「恋慕」も面白かったですが、「先輩、その口紅塗らないで」の一途で頑張り屋な年下の彼氏役はハマりすぎで文句なしです。ただそれ以上に出世作の「偶然見つけたハル」のハル役は、ロウンがいてこそな役だと思いました。絶対的なヴィジュアルはもちろんのこと、あれだけ特異なキャラクターが完全に彼のものになっていて、ほんと沼。作品自体も好きですが、最終的な結論は「ハルが好き」でした。逆に恋愛色抜きでも彼を見てみたいので最新作「明日」も期待。
役柄に滲み出る本人の雰囲気がたまらない
チョン・ギョンホ
チョン・ギョンホらしい演技があるんだと思うんですが、それがイケメンすぎて。ハマり度合いの強い俳優さんのひとりです。「刑務所のルールブック」と「賢い医師生活」で彼が放つ存在感は、大人の男性ならではの癒しとときめきの絶妙な融合を見せてくれる物。どうしてもその2作品が最高なのですが、「ライフ・オン・マーズ」での真面目な感じも素材のかっこよさを感じられるし、「純情に惚れる」のライトさを丁寧に演じる飄々といた雰囲気はまさにチョン・ギョンホ印のイメージ。
ナム・ジュヒョク
「二十五、二十一」でのナム・ジュヒョクが本当に本当に心から好きで、もはや私の中でナム・ジュヒョク=ペク・イジンでしかないです。でもあまりに「二十五、二十一」が最高なのでずっと見送ってきた「スタートアップ」をそろそろ観ようかなという気になってきました。同じく主役を演じていた「恋のゴールドメダル」は面白かったので一気見しましたが、「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」での、いるとほっこりする脇役な感じも結構アリです(この頃はイケメンだと思ってなかったなぁ…)。
ソ・ガンジュン
「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」のテンション高めで最終的にはフラれちゃうけど可愛くて憎めない奴、というイメージに固定されていたので、「天気がよければ会いにゆきます」での穏やかで優しくて純粋で、でも心に重めの傷を抱えている役がいい意味で衝撃でした。こちらの方がソ・ガンジュンらしさなのかな。雪が積もるように静かだけど存在感のある表情と口調にグッと惹かれます。今は「GRID」を観ていますが話が難しくてまだ何とも言えません笑。
イ・ドンウク
「トッケビ」という不動の代表作がある人だと思いますが、何しろ非現実的なルックスなので「九尾狐伝」の九尾の狐役は観る前からハマり役だと思いましたし実際ガチハマりでした(シーズン2はいつ)。一方で「風船ガム」や「ライフ」のように普通の人を演じても腹落ちするから面白いです。「Bad and Crazy」で見せた"カッコよくない"姿も新鮮でしたが違和感がなくて、思えば「トッケビ」の死神もカッコよさと抜けてる部分を両立させていたなと。バラエティで見せる飾らないキャラも含めて、演技している感じが出過ぎないフラットな姿が魅力的な人という気がします。
ナムグン・ミン
1にも2にも3にも「ストーブリーグ」が好きで、もうほんと外見から一挙手一投足までここでのナムグン・ミンが理想的過ぎるのですが、全然違う「昼と夜」でのアウトローなキャラクターもまたナムグン・ミン的だと感じましたし、「黒い太陽」の体づくりを見たときは本当にこの人は職業・俳優な人なんだなと思いました。「キム課長とソ理事」のチャーミングなお調子者もイケメンであることを完全に忘れるくらいハマって、「ドクター・プリズナー」のシュッとした役も当然にこなす。いつも次の作品が気になる存在です。
主役でなくても独特の雰囲気が気になりすぎて
イ・スヒョク
「夜を歩く士」で、ドラマ自体は正直そこまでだったのですが、イ・スヒョクの声と目つきが脳裏に刻まれる感じで、忘れられない存在に。その後「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」では彼ならではのかっこよさが遺憾なく発揮されていて良かったです。どこまでも静寂を失わない声で激しい感情を見せる瞬間が好き…。ロウンと同じく「明日」の開始を心待ちにしています。
キム・ヨンデ
「天気が良ければ会いにゆきます」を見てて、出番はそれほどなかったですが「いや、これはかなりイケメンでは」と釘付けになってしまったキム・ヨンデ。外見的な意味でもなんですが、話し方や物腰がものすっごい好きで。その流れで「偶然見つけたハル」も観ました。こちらは最終的に脇役らしい脇役なので彼に対してすごく感想が生まれるわけではないのですが、逆にそのくらいの塩梅で存在感を保つことが重要な役なので絶妙だなと思いました。もうちょいくだけた笑顔を見せる作品も観てみたい。今は「流れ星」に期待大で正座待機。
ユン・バク
「気象庁の人々」のクセの強い残念男に上書きされつつありますが、「君は私の春」のユン・バクはカッコよくもあり、何しろ切ない人で、共感というか、とにかく「ああ、この人を幸せにしてあげてほしい」と思わされるキャラクターでした。整っているけど下がり眉で幸薄そうというか、それでいて笑うと可愛らしい顔立ちがなんとも言えない彼独自の世界を生んでいる気がします。
そもそも最初にハマった俳優はパク・ヘジンでした。こんな風に韓国のドラマばっかり観るようになったきっかけの人です。「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」が永遠に大好きなドラマなのですが、「バッドガイズ」でのサイコパスな役も好き。感情が読めない役が不思議なほどよくハマる…。新作ドラマの「今からショータイム」がそろそろ始まるのかな?とワクワクなうです。
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