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ヨルシカ LIVE TOUR「前世」に行ってきた!!!!!!!!!!!!

ヨルシカって実在したんだ!!!!!!!!

どうも、お久しぶりです。三ヶ月ぶりですね。

この間色々あったんですけど、まあそれは置いておいて。
過去の記事見てもらったらわかると思うんですけど、私はヨルシカの大ファンでして。
初めて買ったCDはヨルシカの「負け犬にアンコールはいらない」と「盗作」でした。懐かしい。

一途にヨルシカを聴き続けて数年、ついにわたくし、人生初のライブに行ってきました!!!!!!!!!!!!!!
12月14、15日に行われた「前世」というライブツアーの神奈川公演です。

なんせ初めてのライブなもんで。緊張や戸惑いもありながらの参加だったんですけども、とっっても素晴らしかったです。
どれくらい素晴らしかったかというと、僕が死ぬ時走馬灯にこのライブを見るんだろうな〜と思うくらいです。

この感動を何とかして残したいので、このnoteに書き殴ることにします。
数日経った今でも全然整理できてないので、とっ散らかった文章になってると思います。ご容赦を。

上演前

とりあえず到着後物販の列に行ったんですけど、思ったより並んでてびっくりしました。

もともとあんまり買わない予定だったんですが。既に買ったと思しき人たちのショッパーを見てそれがすごい欲しくなっちゃってねぇ…

結果、ブックカバー、タオル、キーホルダー、ステッカーを購入。
何を買おうかギリギリまで迷いまくってたので、次回からは事前に決めておこうと決意しました。

みなとみらい周辺をぶらぶらして時間を潰し、開場してすぐ向かったんですけど、めちゃくちゃ暇でした。早く入りすぎた。

あとスモックがすごくてビビりました。

suisさんのアナウンスもびっくりしました。歌声とのギャップが凄いぜ。

朗読「緑道」〜言って。

朗読スタートでびっくり。

少し夏の肖像を思い出すな~と思いつつ、「前世」というタイトルが出てくるところがとてもかっこよかった。

朗読が終わっていきなり負け犬にアンコールはいらないで情緒が吹っ飛んだ。
人生初ライブの一曲目がヨルシカの中でもトップクラスに好きな曲で本当に最高。イントロから音が内臓に響いてくるくらい分厚くて感動しました。

あと驚いたのが演出の華やかさ。映像はもちろんのことレーザーや照明がふんだんに盛り込まれていてキレキレ。

言って。も何度も聴いてきた曲だったので、生で聴けた感動がすごかったです。

朗読「夜鷹」~ただ君に晴れ

靴の花火、映像と照明の演出がマッチしててめっちゃ綺麗でしたね…

朗読の内容を踏まえての「真下 次第に小さくなってくのは君の居た街だ」っていう歌詞がとても印象に残っています。

あとこのパートで思い出深いのがただ君に晴れ。
基本的に「鑑賞」という言葉が似合うような形態だったこのライブで、サビのクラップでは会場にいる全員と一体になって作り上げている感じがして。

ヨルシカのアンセムとして、曲の持つ力を強く感じました。

朗読「虫、花」〜雨とカプチーノ

僕、前回の前世のセトリとか全く知らずに今回のライブに臨んだんで、ここまでの曲目から完全に負け犬にアンコールはいらない、夏草が邪魔をするの二つのミニアルバムがメインで構成されてるのかと思ってたんですよ。

そこで予想外のルバートが飛んできたんで本当にびっくりしました。

で、そのルバートなんですけど、ライブ全編を通して一二を争うレベルで感動しました。

とにかく歌が上手すぎて。

もちろんルバート以外の曲もバチボコに上手いんですけど、この曲は別格だったんですよ。

僕がこれまで聴いてきたルバートがそのまんま歌われてるっていうか。
想像の通り、120%のルバートがそこにあったんですよ。本当に。

それくらい凄かったです。

それからルバートから雨とカプチーノの繋ぎも本当に良かった。
何が来るんだ…?っていうワクワク感から雨とカプチーノだと分かった瞬間の興奮、尋常じゃなかったです。

雨とカプチーノのラスサビを生で聴けたってだけでもライブに行った価値ありましてよ。

朗読「魚」〜花に亡霊

ここも凄かった。

朗読から曲始まりまでの暗転長いな~って思ってたらいきなり舞台の装飾が変わってて。
綺麗だったなぁ

そこからの嘘月。まさか盗作創作の中からくると思ってなかったからびっくりした。

この曲はストリングスのアレンジが印象的だった。
壮大な雰囲気になっていて、ライブ感とも相まって圧倒されました。

忘れてくださいも予想外。クラップが楽しかった。

花に亡霊もよかったですね~ 映像と照明の使い方が本当に綺麗だった。
suisさんの透き通った歌声がライブだとより映えていて最高だった。

朗読「桜」~冬眠

今気づいたんですけどこっから後のパート全部やばかったですね。

このパートは朗読からよかった。「狂い咲きの桜」っていうのも、後々の展開を暗に示していたんだなあと気づきました。

そして晴る。花に亡霊とは打って変わってハイテンポな曲ですが、歌声の伸びみたいなのがよかった。
そして何といってもラスト。ライブ全体の最大瞬間風速はここだったと思います。

suisさんにだけスポットライトが当たる演出と、力強い歌声。一生忘れられないですよ。
拍手喝采、会場全体のボルテージが高まったところで冬眠っていう最高の選曲。

もともと大好きな曲なんですけど、改めてその良さを感じられましたね。
「神様なんていないから 夢はかなうなんて嘘だから」からの部分、震えました。

あと映像の最後にTHE ENDって書かれてて終わりなのかと焦りました。

朗読「青年」~だから僕は音楽をやめた

まさかここでエイミーエルマの話と繋がってくるとは!!!!と驚きました。

このパートは完全にだから僕は音楽をやめたゾーンでしたね。あのアルバムをギュッと詰め込んだ濃いセトリです。

詩書きとコーヒー、パレードもよかったですが、やっぱり一番はだから僕は音楽をやめたですよ。

ラスサビがやっぱり凄かった。魂削ってるんじゃないかと思うほどの歌声、最後のロングトーンは全てを振り絞っているように見えました。

何回も繰り返して申し訳ないんですが、suisさんの歌が凄い。感情を込めるのが凄い上手い。
そういう部分がだぼやめで強く出ていたと思います。

あと照明でステージが真っ赤に照らされて世界の終わりかと思いました。

朗読「前世」〜春泥棒

朗読パートで一番印象に残ってるのは間違いなくここですね。

自分が犬だと気づく瞬間。これまでの朗読で感じていた違和感、「前世」というライブのコンセプト、全てが頭の中で組み立てられて繋がっていく未知の感覚に襲われました。

そして春泥棒。

僕は地球上で上位数%に入るレベルでこの曲が好きだという自負があります。
ヨルシカの中で一番好きな曲の一つですし、一番好きなアルバムも創作です。
これまでに何百回も聴きましたし、歌詞も何度も読みましたし、MVも何度も見て解釈を深めてきました。

その何百回の中で、このライブで聴いた春泥棒が間違いなく一番だったと言えます。
人生ベスト春泥棒です。これはよっぽどのことが起こらない限り覆されない自信があります。

ライブも最終盤、先述した朗読パートの衝撃もあり興奮は最高潮。感動する準備は整っていました。

間奏の後、ラスト直前、会場が暗転しました。

暗転していた会場が一気に照らされ、辺り一面には桜吹雪がはらりと舞い散って。

「花開いた今を言葉如きが語れるものか」という歌詞の意味が、ようやく分かった気がしました。
あまりの美しさに呆然としてましたもん。それまで歌詞と曲を前のめりに聴いていたのに、舞い散る花びらにすっかり見惚れるだけで。

それからのことはもうあんまり覚えていません。全然集中して聴けませんでした。
でもそれが言葉では表せないほどの美しさなのかなぁって思います。

朗読「ベランダ」、終演

最後の朗読パート。n-bunaさんの朗読も良かったですねぇ。
「あなたは忘れてしまうのだろうか」という台詞、とても哀愁の感情がこもっていて、思わず泣いてしまいそうになりました。

そして終演。メンバーが退場した後に流れてきた音楽が「前世」なのがもう…
めちゃくちゃ余韻に浸らさせてきてましたね。びちゃびちゃでした。

楽曲の感想はもう語り尽くしたので、ここからは朗読の感想でも。

初めてのライブなんで、楽曲の方を主に期待してて、朗読はあんまり意識していなかったというか。

ただ見終わった後では印象がまるっと変わりましたね。ヨルシカのライブは絶対に朗読がなくちゃいけない。

ヨルシカのアルバムって、だぼやめエルマとかは特にそうですが物語の筋みたいなものは示されてると思うんですけど、公式に答えは出されてなくて。
僕たちリスナーは余白の部分を楽しんでるじゃないですか。

だからそれぞれのアルバムの関係性とか、あくまでも考察で、想像で楽しむみたいな感じだったんですよね。

だけど今回のライブではっきりとだぼやめエルマ、盗作創作と夏草、負け犬の繋がりが示されて。
これまで線と線だったものが繋がっていって円になっていく感動がありました。

それと同時にヨルシカの終わりも見えたような気がして。
これまでバラバラだったストーリーが全て繋がって、「ヨルシカ」という一つの作品になるんじゃないかなってライブを見て思ったんですよ。恐ろしく感じるくらいに。

実際どうなるかはわかりませんが、その終わりは絶対に見届けたいです。
死ねない理由ができました。

そんな話です。


長々と書いてしまいましたが、とにかく最高のライブでした!

ヨルシカが好きな人は絶対にライブに行った方がいいです。みんなも行ってみてね




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