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あの日の輝き。

毎日noteは自分への負担があまりにもでかすぎて出来ていないので、ゆる~~~~くやっていこうと思います。毎日noteが出来ている人への尊敬の眼差しは一生止むことはないです。


あの日書きたかったことは今日は書きたくないし書けない。

あの日決意したことは自信がなくて諦めかけるどころか諦める。

自信に満ち溢れていたあの日を望んでは虚しくなる。


まとまらないうちから書き始めるから書き終わるころには納得がいっていない。途中で諦めて下書きに放り込む。その下書きをまた開くことはなく新しく書き始める。


誰かに感化されることは一切無く、自分の手で人生の型取りをしていく。作ったその型に嵌まるどころかオリジナリティを急に見出してしまうせいで型は呆気なく消え去る。

誰かの力になりたくて始めたアレもコレも消えて無くなった。自信という名の最強のアイテムを取り損ねたせいだ。あと少しジャンプができていれば、あと少し綺麗に障害物を避けて目標に向かっていたら。タラレバだけが積み重なり本質を見失う。


あの日書きたかったものは思い出せない。

あの日決意したことも思い出せない。

自信に満ち溢れていた日があったのかも思い出せない。


きっと思い出せないのではなく、思い出したくないのだろう。思い出したくない理由は何処を探しても見当たらなかった。ただ一時的な感情だけで大切な何かを失っていた。

あの日もそう。

後先を考えずに突き進んでいたあの日。
自分の感情と欲望にだけ耳を貸していたあの日。

いつもの自分なら手から離すことのないことさえも手から零れてどこかへ行ってしまった。その尻尾を掴むことは出来なかった。


大切な人が離れていったことを、自分の手の届かない場所に行ってしまったと言い訳した。本当は自分のやりたいことをやっているあの人が羨ましくてどこかへ逃げたかった。相手が離れていったんじゃなくて自分から離れていった。

手から零れたんじゃなくて零した。
掴もうとするどころか掴むことを諦めていた。


オリジナリティを兼ね備えた型に嵌まっていくために自分を正当化するしかなかった。向き合う前に逃げていた。逃げ場所も無いくせに。角を曲がり続けていた。ただ一人で。仲間などいないと思い込んでいた。探しもしていないくせに。本音で話していないくせに。

理解者を探していたのか、自分を肯定してくれる人を探していたのか。

どんな人を探していたのか全く分かりはしないが、きっと受け入れてくれる人を探していたのかもしれない。理解、肯定すらせずにただ話を聞いてくれる人。



日々誰かの理解者であり、誰かを肯定していたり、ただ話を聞いてきた。どれだけ耳にタコができようとも辞めはしなかった。そんな人がいなくなることで苦しくなることを知っていたから。



取り損ねた最強のアイテムはもう出てくることはないと思っていた。でもまだゴールをしていなかった。まだマリオはポールの旗にさえ触ってもいないしBダッシュを繰り返していた。取り損ねたあの最強のアイテムの出現を待っている。


どこから湧き出てくるのか分からない自信という名のアイテムを、何回失敗しても一から探している。気が遠くなる。あの時のタラレバを無くすために取り損ねても取るまでは終われない。

そんなゲームをクリアする日が来るのか分からない。


あの日書きたかったことを今日も書きたいと思いたい。

あの日決意したことを実行させたい。

自信に満ち溢れていたあの日を取り戻したい。


早くポールの旗に飛び込んでゲームをクリアさせたい。



冷たい空気で鼻と耳が冷たくなった。いつの日か温かい手で僕の冷たくなった鼻と耳を温めてくれたあの人を思い出した。あの日の輝きにはまだ到底届かないらしい。

いつもより温もりが欲しくなった夜を寂しく過ごす。

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