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これから新聞購読をお考えの方へ②
今日は前回の続きから話をしたいと思います。
前回はこちら↓↓↓
◾️新聞選びの気をつけたいところ
前回、新聞購読をはじめるにあたって、全国紙であればどこでも良いと思いますが、新聞社の立ち位置の理解と他紙の読み比べも必要とお伝えさせていただきました。
これは前回もお話したことですが、新聞社の政治的立ち位置が関係しています。もしもそのことを意識せずに一紙だけ読み続けると、その新聞の考え方や主張を無意識のうちに「そうなんだ」と受け入れることになり、自分の考え方、思考もそうなっていく可能性が高くなります。
僕は毎日購読しているのは保守的と言われる産経新聞だけですが、購読をはじめる前に政治的立ち位置を確認していました。産経新聞は、その意識で論者や論説委員の記事を読んでいくと、たしかに保守的な主張が多いことがわかります。
もしも、僕がそのことを知らずに読み続けていたら鵜呑みにして自分の思考も保守的なものになり、他を寄せ付けなかったかもしれません。これは例え話ですが…選択肢がいくつかある中で一つしか知らないのは、より良い選択肢を選べなくなるリスクがあるのではないかと僕は考えています。
また、僕が参考にさせていただいた本には、ニュースの取り上げ方が新聞ごとに違っていて、ニュースの一部しか拾えなくなる危険性があるとも書かれていました。
◾️他紙も読むことの大切な理由①
2紙以上読むことの大切さを少し掘り下げていきたいと思います。
新聞は日々の出来事の他に政治、経済、国際情勢、社会、スポーツ、生活など色々な記事が書かれていますが、全体的に政治的要素が関わっているような印象を受けます。
それには2つの理由が考えられ、一つは新聞自体がニュースを取り上げたり、取り上げなかったりすることによる政治的主張。もう一つは、記事を書いている記者や論者の政治的主張があるのではないかと思います。
日本は民主主義の国ですから、選挙がありますが、その際情報の要となるのはやはり新聞だと思います。そう考えると、単一の政治的主張にさらされていると、選挙の際自然とその主張が投票に反映されるのではないでしょうか。
国の政策は僕たちの生活にも大きな影響を与えると思います。自分の選択に後悔しないためには、様々な可能性や選択肢の中から自分にとっての最良の選択をすることが必要だと考えます。
◾️他紙も読むことの大切な理由②
僕は他紙も読むことの必要さを本などで学びましたが、実はそれ以外のところで気づいたことがあります。以前、職場の上司に社員同士の人間関係の問題を相談した際、「一方だけの言い分だけではなく、もう一方の言い分も聞いて客観的に判断しなさい」と言われたことでした。
何か問題が発生すると、人は自分の言い分のみ主張してしまいがちです。一方の言い分を鵜呑みにし、もう一方の言い分を聞き入れなければ誤った対応をしてしまうかもしれません。
僕はそのことが頭に残っており、これは新聞にも当てはまることに気づきました。そのように考えることで視野が広がり、より多くの選択肢の中からベストなものを選ぶことができるのだと思います。
◾️他紙も読むことの問題点
とは言ってみたものの、正直なところ僕はお財布に余裕がないので2紙以上の毎日の購読は難しいです(泣)なので週に1、2回コンビニで買う程度が限度です。問題点①は家計圧迫でしょうか。
問題点②は、新聞を読む量が増えた分、時間もかかるということです。新聞を読むのにもコツがあるみたいなのですが、なかなか短時間で読めません。
問題点③は、僕のように気になる記事があると切り抜きしたくなる方にはわかってもらえると思うのですが、切り取った記事が山のように積み重なっていき、管理が大変になることです…
これには梅棹忠夫氏の著書『知的生産の技術』などを参考にさせていただいていますが、自分のやり方が下手で困ります。新聞切り抜きの管理方法については目下研究中なので、良い案が見つかったらnoteに書きたいと思います。
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次回からは新聞のメリットや良さ、楽しさなどお伝えしていきたいです。
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