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【読書のコツ】①線引き

重要と思った箇所に線を引くことで、後から読み返した時に発見が容易になると同時に、大事かどうか、引くか引かないか考えることで判断力を鍛えられ、記憶にも残りやすくしてくれます。

この記事は、読書ビギナーの方へ向けた内容となっています。要点を言ってしまえば上記のことなので、それ以上必要ない方は先に進む必要はないかもしれません(笑)


お時間のある方、気になってくださった方はぜひ先もお読みください。

◾️せっかく読んだのに…


本を読み終わって、「あそこ大事だったな」とか「これ誰かに教えてあげたいな」と思うことはありませんか?


そのような時、もしも何も目印をつけておかなかったのなら、パラパラとめくり直し文章を簡単に読み返すことになると思います。


一冊、二冊ならさほど問題ではないと思いますが、これが五冊、十冊となったらどうでしょう。呆然としてしまうのではないでしょうか。


貴重な時間をムダにしないだめにも、本を読む時は鉛筆やペンなど筆記用具を身の周りに用意することをオススメします。

◾️線を引いてみよう


読み進めていて、「大事だ」と思ったり、「気をつけなきゃ」と思ったりした時には、その文章に線を引いてみましょう。


これが小説など物語のようなものなら出番は少ないかもしれませんが、実用書、教養書、ビジネス書など知識を与えてくれる内容の本なら結構出番はあると思います。


もちろん、本をコレクションとして残したい場合や、読み終えたら売るような場合は線を引かないかもしれませんが、そうでないならガンガン引いてしまいましょう。


どうせ引くのなら目立つ方が良いので、赤が良いと思いますが、読書アウトプッターとして次のテクニックを紹介させていただきたいと思います。

◾️『三色ボールペン』


三色ボールペンとは、赤、青、緑の三色が1本になったボールペンのことですが、実際には黒もあるので四色?になるかなと思います。


この三色ボールペンを使ったテクニックは明治大学教授の齋藤孝 氏の著作『読書力』の中で紹介されており、僕はそこで知りました。


僕が実践しての実感も含まれていますが、この色の使い分けによる線引きの要点は、次の四つに絞られます。

線の色によって異なる意味合いを持たせる
見返した時にそれをすぐに判断できるようにする
引くか引かないか、判断力が鍛えられる
線を引くという作業により、記憶への定着を助ける


以下、本書の色の使い分けです。

三色ボールペン

赤→すごく大事
青→まぁ大事
緑→面白いと思ったところ

『読書力』P140より

と言った具合です。

ちなみに僕は、

赤→重要なところ
青→基礎的な知識
緑→面白いと思ったところ

と、使い分けています。実際、どの色にどういう意味を持たせるかは自由だと思うので、自分に合ったやり方を試しても良いと思います。


読み終わった本を後から参照する場合は、とても有効なのでぜひ一度試してみてください。多色ボールペンは100均などのもので充分です。


三色ボールペンの活用法はこちらの本に詳しく書いてあります💁‍♂️


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