【体験談】QEED検査を受けたら発達障害グレーゾーンだった話
「みんなと同じ事が普通に出来ない。」
学生時代は人より物覚えが悪い記憶だったが、それを含め自分の「個性」だと信じ過ごしてきた。
しかし、社会人になると上司に言われた事を忘れたり、出来なかったりで、仕事のミスが増え、それでパワハラに繋がった事もあった。
一番辛いのは同期達はどんどん昇格するのに対して私は入社当時から変わらず同じ仕事。
ついには後輩が先輩になって肩身が狭くなってしまった。
そんな経験から、私は「普通の人とは違う」と自分を疑うようになり、インターネットで調べて「ADHD」「ASD」の言葉。
いわゆる「大人の発達障害」の存在を知ったのが初めてだった。
以前、通院していた「メンタルクリニック」はきちんとした検査は扱っていなく、あくまで問診による「発達障害」の傾向を調べるものだった。
私が受けたいのは最初は「WAIS-III(ウェクスラー知能検査)」IQテストだったが、検査を受けても結果が出るまでに時間がかかるようだ。
その日に結果が出てしかも数分で終わる「QEED検査」
脳波で診断する検査があるらしい。
しかしこの検査は受けられる病院は少ないらしく電話しても直近は全て埋まっていて、一番早くても1ヶ月後だった。
前置きは長くなってしまったが、ここからようやく「QEED検査」の体験レポートを綴っていきたいと思う。
まずは受付で今悩んでいる事などを問診票に書き、待合室で待機して驚いた。
意外と親子連れが多い男女比率も半々で年齢層も幅広い感じだ。
30分くらいで呼ばれて、まずはカウンセリングをして次に先生が変わり
「QEED検査」の流れ。
検査内容は電極が付いているキャップを被り、計測しやすいように
水が浸っている丸い棉を数カ所に乗せて、特に何か質問に答えるわけではなく
3分間動かないで椅子に座っているだけだ。
もちろん電気は流れないので痛みなんもなく、無事終わった。
そして検査してくれた違う先生がきて、結果の前に大人の発達障害について説明
※口頭での説明はすぐに忘れてしまう仕様なので正直何にも覚えていない。
そして結果。
「ADHDとASDのグレーゾーンですね。」
※正常な人の脳は青〜緑で赤が脳に異常が起こっているらしい。
「上の真ん中の赤くなっているところがワーキングメモリ集中力が低下してますね。(ADHD)」
「下の左脳が赤くなっているのは神経質で不安感からのネガティブ指向コミニケーションが苦手だったりしませんか。(ASD)」
顔は無表情を貫き通してましたが、
正直、全部当たっていて下のような状態でした。
(脳波検査SUGEEEEEEE)
その後、治療のお話でいわゆる薬の服用は
途中でやめたりすると元に戻ったりして根本的な解決にはならないそうです。そこでTMS治療というものがあるそうで
具体的には経頭蓋磁気刺激コイルを当てて脳内にエネルギーを与え神経細胞を刺激し脳機能を改善させる医療法らしいです。
でもお値段が高く一番安くて15万〜20万、そのまま決める事はできず病院を後にしました。
最後に「QEED検査」をやってみて私は良かったです。
お値段は高めではありましたが、
問診や知能検査よりも正確で受けた日に結果がわかる為日頃生活してて生きづらくて、自分の脳が正常なのか気になる人は是非おすすめです。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
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