#4 「愛」は交換し続けて、育まれていく
今日は、大切な人の
それはもうとても大切な人の
お祝いの一日。
この日を迎える準備に
今までにもらったお手紙を読んだり
LINEのやりとりを
数年ほど遡ったりした。
14年の付き合いでお互いに
鏡のような存在だと思っている。
私たちに共通しているのは
「自分」を捉えたい、という想い。
その時々にその時々の人たちと
一所懸命やってきたんだなあと思った。
そこには、切実な言葉が並ぶ。
私の価値って何?
何のために表現しているの?
こんなことで悩んでる。
こんな私は嫌。
自問自答ならば、ぐるぐると
負のスパイラルに入りそうなことを
たくさんの言葉にすることで、
一緒に見て、一緒に考える。
励ますでもなく、褒めるでもなく、
いつもまっすぐに
愛を伝えあってきたのだった。
「どんなあなたも変わらず大切だよ」
「あなたのこんなところが、私を救ってくれた」
「大事なことを大事にする、がいいのかも」
彼女というフィルターを通して
描かれている私。
その時には
素直に受け容れられなかったものほど
今、とても愛おしい。
きっと、私というフィルターを通して
描かれた彼女も、
そうなのだろう。
実際に、
一年前に交わした言葉を引っ張ってきて、
「その通りだね」というやりとりもあって。
14年間。
ずっと近くにいたわけではないけど、
ずっと信じている。
彼女が彼女であること。
同じように、信じてもらってきた。
私が私でいることを。
彼女のお祝いの準備は
同時に、
私が私を愛するプロセスになっていた。
「祝う」って、すごいなあ。
あなたに
そしてお互いが育んできたこの関係に
心から感謝しています。
ありがとう。
これからも、楽しみだねえ。
これからも、どうぞよろしくね。
2019.4.20 晴れ
朝日の強い光を浴びながら
photo by 写ルンです│
2018年夏の京都タワー。空の色で季節を思いだせるって、嬉しいなあ。
サポートいただき、ありがとうございます! 有料noteを読んで、学びにして、また書きたいと思っています。