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オンライン授業が苦しい君へ。

本来であれば、大学2年生なのだけど、精神科へ入院していたため、留年をしてしまい、まだ1年生。それでもって現在休学中で、大学生活のスタートラインにすら立てていない。そんな私から、オンライン授業…強いては大学生活が苦しいあなたへ。「メンタルを大切にしないと取り返しがつかなくなるよ!」という話をします。実体験が中心です。

新型コロナウイルスの影響で、遅れて始まった大学生活。私は、本当に楽しみだった。好きなことを好きなだけ学べる大学。そのはずなのに…。わたしは春学期に2単位しか単位をとることができなかった。原因は、不安障害の悪化で、抑うつ状態がひどくなったことにある。

私が大学生活に適応できなかった理由はたくさんある。

・人との距離感が分からない、グループワーク。

私はグループワークが高校生のころから苦手だった。担任の先生が、そのことに理解を示してくださっていて、総合などの活動で、グループワークをする際は、予め、「どんな活動内容なのか」「グループをどうやって作るのか」を教えてくださって、更には、無理ならグループ活動には参加しなくていいと、仰ってくれていた。それに完全に甘え切っていた私は、久しぶりなグループ活動で、人との距離感が分からず、自分がグループの中でどう動けばいいかわからなくなっていた。

・優先順位が付けられない課題
一番苦しめられたのは、オンライン授業の課題。しかしこれは、オンラインでなくても、直面していた問題だと思う。私は、課題の提出期限が全くと言っていいほど守れない。「そんな自信満々に言うなよ」という感じなのだが、これは自分でもかなり困っているのだ。おそらく原因は、逆算して考えられず優先順位が付けられないことにある。
思い返すと、高校時代は友人に本当に助けられていた。「この課題、量は少ないけど時間がかかるから、まだ取り掛かっていないのは遅いよ」とか、「この課題は、大体2時間あれば終わったよ」などと教えてくれていたのだ。そのため自分が、提出期限が守れない人間であることをわかっていなかった。提出期限が守れないと気が付いたとき、1番最初にしたことは、課題をその日のうちに終わらせるということだ。次の日になると、また課題は増えて、優先順位が付けられないのだから、そうすることが最適のように思えた。だが、その日のうちに終わるような量でない課題も多い。睡眠時間を削ってしまった。

・注意力のなさ
Web上に公開される情報の情報の見落としや勘違いが酷かった。

長くなりすぎるため書かないが、これは本当に失礼なのだが、パワポの色彩感覚が気持ち悪すぎて授業を見られなかったり、雑音が気になりすぎるなどもあった。

一応、大学の学生相談室の方に、上に書いたことをかいつまんで話はした。その時に「オンライン授業で、そうやって困っているのはあなただけではないのよ」ということを言われた。ネガティブな考えしかできなくなっていた私は「それなら、自分ができないと思っているのは、この苦しさは甘えなのだ」と思い頑張ろうとした。

頭が働かなくなった。簡単な漢字も思い出せなくなった。英文を読めなくなった。バイト先でお客さんが出したお金が何円なのかわからない程、計算もできなくなっていた。これまで培った学力をすべて失った気がした。そして、身体も動けなくなった。単位は2つしか取れなかった。

[今だから言えること]

まず、どれだけ課題に追い詰められても、睡眠時間は絶対に削ってはいけない。睡眠時間だけは絶対にだ。睡眠はメンタルを健康に保つために非常に大切だ。

そして、周りに助けを求めよう。躓きを感じたとき。「なんかうまくいかないな」と思った時、そのときに助けを求めよう。早く助けを求めれば、何とかなることもたくさんある。私の場合は、助けを求めるのが遅すぎた。助けを求めたときには完全にうつ状態でネガティブな考えしかできなくなっていたから、どんな助言も前向きに受け止めることができなくなっていた。

あと、大学の先生は、もちろん厳しい方もたくさんいるけど、優しい方もいる。課題提出がどうにも間に合わない。すでに期限が過ぎているけど、どうにか提出したい。そんなときは、事情を正直に話してメールを送りまくろう。特別に提出を許可してくださる先生もいる。最後まで、諦めないほうがいい。メールを送ることは、緊張することだろう、もしかしたら恥ずかしく思う人もいるかもしれない。だけど大丈夫。この「メールを送って提出を何とか許可してもらう。」という方法は、大学の学生相談室に勤務経験のある方から教えていただいた方法だ。教授陣は学生からメールが送られてくることに慣れていると私は思う。

[最後に]

「オンライン授業で苦しんでいるのはあなただけではない」。この後に続く言葉は「だから頑張れ。辛いのはみんな同じだ」では決してない。「だから助けを求めていい。君が苦しいと感じていることを否定しようとしなくていい。」だと思う。

私は頑張って、頑張って、ボロボロになりながらも大学生活にしがみついて、「大学生活なんてもういいから、とにかく休みな」という優しい忠告を無視し続け、結局1年と半年以上の時間を無駄にしてしまった。

辛かったら逃げていい。助けを求めていい。私みたいな学生が一人でも減ってほしいと願う。

p.s.こちらのコメント欄に書いていただければ、出来る限り、相談にも乗ります。ただ、気持ちを吐き出す場所として使ってもらっても大丈夫です。どうか一人で抱え込まないでください。


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すず
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