全日本大学駅伝に向けて②先に箱根駅伝を考える
2回めの記事です。
色々とエントリーを想像するのですが、やっぱり箱根駅伝のことが頭によぎってしまう・・・!
ということで、全日本駅伝エントリーメンバー16人
の全員に走って欲しい区間をまとめてみました。
一番近くで見ている監督・コーチ
そして本人。
彼らしか知らない情報がいっぱいあるのですが
あくまで外から見ていて
〜かなぁ
という内容をまとめます。
ではLet's Go!
箱根駅伝のエントリー
ここで見たい!
というメンバーをまとめてます。
複数回出てくる人もいます!
※ 敬称略
※※ 16人以外にも入れたいメンバーがいますが、一旦全日本のエントリーメンバーだけにしています。
1区|山森4 小暮3 石丸2 織橋1
まずは「4年生の大黒柱が1区を担う」という黄金パターンで考えた時に山森さんの走りがみたい。米満先輩の再現もありえるし、先頭の背中が見えるところではつないでくれそう。
もしくは3年生エースを1区で起用するパターンで小暮さん。未知数の側面は当然あるけれど、先頭、あるいはその付近でタスキをつないでくれる期待は非常に高い。日本人エース(仮の小暮さんが来ることもあるのか?。
もしくは、これまでの過去の法則から外れる選択肢として、石丸さんもありうる。1区の逆ルートである10区を経験しているし、出雲駅伝でも1区を努めた。「箱10区→出1区→全1区→箱1区」というルートがあるのか?!
そしてもう一人集団走→ラストスパートを見てみたいのが織橋さん。長い距離への対応は未知数であるが、ハマれば面白い展開になりそう!
ということでこの4人のうちの誰かが入るんじゃないかと予想。
2区|カミナ3 ムチーニ1
花の2区は留学生のどちらかが出場するでしょう!先輩であるリーキーさんが出そうかなと思いつつ、スティーブンさんも力がある。この2人は直前の調子が良いほうが選ばれるんじゃないかなと思います。
3区|小暮3 吉田凌3 小池1
1区→2区の展開がどうなるかは分からないけれど、どんな展開で来ても対応できそうなのが小暮さん。スターター→留学生→日本人エース(仮の3連続で先頭争いに加わりたい。
1区→2区がうまく運べて先頭で持ってこれる。という都合の良い展開を想定すると、単独走の強い選手を置きたい。そんなときにイチオシなのが吉田凌さん。去年の全日本での経験をバネに、後ろから追いかけられる展開でもうまく自分でレースを作れるんじゃないだろうか。
大爆発する可能性にかけるなら、小池さん。長距離への対応ができるのか?という疑問はあるものの、これまで留学生に食らいつく練習をしてきた彼なら、本番の舞台でも輝けるのではないだろうか?もしも小池さんの3区起用もありうるなら、全日本では2区が見たい。箱根の2区終わりの状況に近いところで走れるんじゃないだろうか。
4区|山森4 野沢2
5区で「山の神」(あるいは区間新記録)が登場する可能性を踏まえると、4区では、5区で必ず先頭の背中が見える距離でつなぎたい。と考えると、前を追う力があり、タフな状況でもうまくレースを運べる山森サンをここに置きたい。
そしてもう一人期待しているのが野沢さん。ハーフで結果を残しているし、前回大会では山登りも経験。タフな4区もしっかりと自分の走りができるんじゃないかなと期待しています。去年感じた悔しさをバネに、今回大会は飛躍してくれると信じています。
5区|吉田響3 川上1
まずは皆も期待しているに間違いない「吉田響」さん。いろいろな葛藤を乗り越えた彼が過去の自分を超える走りをしてくれることを信じて。
戦略的理由や予期せぬアクシデントがなければ吉田響さんが出るとは思いつつ…
もう一人面白い走りをしてくれると期待しているのは川上さん。着実に走力は身についているし、長い期間レースを走れなかったところからカムバックした彼の心の強さは「山」に適しているのではないかな?と思っています。直感です。
6区|黒木2 齊藤1 川上1
続いては山下りの6区。榎木監督の采配が気になるところですが、ここでは3000m障害に強い2人が走りそうかな?と思っています。
1人が黒木さん。インカレでは3000m障害で3位入賞。中距離での仕上がりも上場ですし前回の上尾ハーフでは01:03:15も記録しています。2年生ということで、箱根までの2年近くで距離対応もできていると見込むと、彼の好走に期待したいですね。
そして3000m障害といえばもう一人頭に浮かぶのが齊藤さん。IHの最後の勝負に痺れた方も多いと思いますが、彼の走りも見たい!ハーフ距離の対応力は未知数ですが、黒木先輩との勝負に勝って出走することになれば、より楽しみが増しそうです。
そしてそして、もう一人気になるのが川上さん。兄である川上勇士さん(東海大OB)は3年間6区で好走しましたが、弟である彼も6区で好走してくれる予感がしています。なぜかは分からないのですが、川上さんは山での走りが見たいんですよね。
7区|小暮3 山下2 小池1 織橋1
登竜門と呼ばれる7区は新しい戦力の登場が見込まれる区間。
2年生で見たいのは山下さん。入学後着実に力を伸ばしていて、大きく崩れることのない走りは魅力。今は10000M29分台、5000M14分台の壁を打ち破れそうで届かないところでもがいていますが、後3ヶ月強で両方とも打ち破り、その勢いで7区に来てほしい。期待しています。
そして1年生ルーキーもここで見たい!小池さんも織橋さんも往路で走る可能性があるくらい実力を伸ばしています。
あるいは1年生ルーキー達が往路を走れるくらいの仕上がりならば、エース格の小暮さんをここで起用するのも面白そう。6区終わりの順位にもよりますが、どんな順位でも他校を脅かす走りができそう。
怪我やコンディション不良などの影響がなく、小暮さんがここにエントリーされたら本気で優勝を狙っているなと思います。
8区|桑田4 野沢2
8区は展開的にもコース的にも難易度の高い区間。
ということで、ここには経験者を置きたい。
3→8とこの路面での経験が最もある桑田さんが最適ではないだろうか。去年は腹痛というアクシデントがありつつ、1桁順位で走れているため、万全のコンディションで出走できれば区間賞も狙えるはず。
もう一人期待したいのは、野沢さん。前回の5区は低体温症の影響で伸びなやんだけれど、気温が高めのロードでは抜群のパフォーマンスを発揮できるため、当日の気象状況も見つつ好走を期待したい。
9区|志村4 吉田凌3
去年は緒方前主将が好走した区間。個人的には距離対応をしてきた4年生に走って欲しい!ということで一番適任だと思うのが、志村主将。後ろに後輩が待っているという状況では、100%のちからを発揮して、すごいタイムでタスキをつないでくれそう。
もしくはチーム1安定感があるといっても過言ではない、吉田凌さんが走るかなとも感じています。優勝争い、そしてシードを確実に確保できる位置でタスキをつなぐため、ここではどんな展開でも安定して走れる。そんな期待値の高い選手を置きたい。
10区|志村4 吉田凌3
はい、実は10区の候補の2人は、9区と同じです。
この10区は、最も安定感のある仕事人に走って欲しい。ということで現在の第1候補は吉田凌さん。個人的な願望として、10区はチームで1番実績と安定感のある選手に走って欲しい。
一方で10区は気持ちの強い4年生が走る。というのもオプションとしては◯。その場合、今回のエントリーメンバーでは志村主将が適任かなと思います。
ということで以上が
全日本大学駅伝にエントリーされたメンバーで考える
箱根駅伝の区間予想でした。
「全日本大学駅伝にはエントリーされなかったけれど、これまで箱根に向けて牙を研いできた選手がエントリーされる」というのが、優勝を本気で目指す上では必要なことだと思います。
きっと箱根駅伝と全日本大学駅伝のエントリーメンバーは変わっているとは思いつつ、全日本大学駅伝の区間予想をする上で、箱根を考えぬわけにはいかなかったのでこの時点でまとめてみました。
次回の記事では、いよいよ全日本大学駅伝の区間予想を行います。