辛辣が本音だとは限らない!
こんにちは。すいです。
SNSを見ていると、よく誰かの"本音"がバズっているような印象があります。
なんてことのない呟きに対して、引用で辛辣なことを書いたものが、元の呟きよりも共感を得たり。バズる本音は、大体のものが辛辣で、その辛辣さが多くの人に届きやすくなっている。本音が辛辣というよりも、辛辣だからこそ本音なのだと認定されているような気がします。
誰かを傷つけるものはダメだと、そういった認識が昔よりも強くなったのは素敵だけれど、その分、人の本音に飢えやすくなったような気がして、辛辣な言葉であればあるほど、"これこそが本音"という認識になってしまっている!
ただ、辛辣な言葉が本音だとは限らないと思うのです。本音が優しいことだって、全然ある。SNSで、本音っぽいことを書いている人が、本当に本音を書いているとは限らないし、たとえそれが本音で、そこに多くの共感が得られていたとしても、全人類の本音がそこに収まっていると思ってほしくない!
隠している本音が、その人を肯定する気持ちだということも、絶対にある。あるある。
悔しいことに、本音は優しいものほど人に伝わりづらい。その人のことや、その人が話すことを心から素敵だと思って伝えても、"お世辞"の三文字で片付けられてしまうことが多すぎます。お世辞じゃないのに!この、心から思っている、その人を褒めたい気持ちが真っ直ぐに伝わらないなんて!こんなにも寂しくて、こんなにも悔しいことは他にないです。
嫌な本音に惑わされず、良い本音だけが届きやすくなってくれたら良いのにな〜!
もちろん、自分もそう。良くない言葉は届いてしまいがちで、嬉しい言葉は照れすぎて流してしまうことが多いため、とても気をつけたい。
人が伝えてくれる、優しい言葉は、"お世辞"の三文字に誤魔化さず、どれだけ恥ずかしくても、仮にお世辞だったとしても、受け止められる人でいられるよう、過ごしていきます。
そして、自分も人に対し、良い本音はなるべくしっかりと届くように、伝えていきたい。
皆さんの元にも、暖かい本音ばかりが届きますように!