忘れることは気持ち良かったり
こんにちは。すいです。
近頃、忘れ物をすることが多くなっているような気がします。元々忘れっぽいところはあるけれど、年々加速していっている。不便っちゃ不便なのですが、"忘れやすくなる"というのは、そういう性質だと思っているので、受け入れています。
私の場合、忘れ物をするときは、圧倒的に帰りの方が多い。むしろ、行きで忘れ物をすることは、ほとんどなく、「あれ持ってくれば良かった〜!」という後悔は人生であまりしたことがありません。嬉しい。
ただ、帰りは気が緩んでしまうのか、その場所に何かを置いてきてしまことが、とっても多い。
一つのことに集中していたはずなのに、気づけば違うことを考えており、そっちに気を取られてしまうせいで、すぽんっと大事なことが抜けてしまう。
これはきっと、自分の癖で、直せるならばそれに越したことはないのだけれど、今はまだ自分の代表的な癖として、取っておきたい気持ちがある。
癖がない人間なんていないし、自分の嫌なところを全部直してしまうのは、何だかもったいないというか、どうせならそれを抱えたまま、どうにか楽しく過ごす方法を見つけていきたい気持ちの方が大きい!
今は、色んなものをハッキリさせたがることが多く、"こうならばこう"と、グループに分けられてしまいがちなので、もっと曖昧なままにして良いこともあるのではないかと思っています。
もちろん、分けられることで、安心することもあるのだけれど!
忘れっぽいのも、自分としては不便で、本当は"直したい"と思うべきものだと分かっているけれど、どこかで"忘れてしまう"ことの清々しさも感じているのです。
スマホをどこかに落としてしまったときも、何かをするために立ち上がったはずなのに、何をしたかったのか忘れてしまったときも、日常の中ですっと記憶が飛んでしまう、おもしろさがある。
忘れるって、そういうことだよねと、妙に納得します。
普段、何事も記憶ばかりしてしまうから、たまに何かを忘れることが気持ち良いのかも。
忘れたことに気づいた直後は、とても焦るけれど、結局どうにかなることの方が多かったりするし!
もしかしたら、自分の欠点を受け入れるという難しいことに、成功しているのかもしれません。
それなら、このまま、あまり悪化しないよう、愛すまではいかないけども、それなりに取っておこうと思います。
皆さんも、自分の欠点は各々の方法で、柔らかくしていきましょう〜!