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幸せをつくる歯医者さん、何でも削る歯医者さんの見分け方
幸せをつくる歯医者さんとは、家族にしてあげるような治療を患者にもしてくれる歯医者さんのこと。
具体的に言うと、「必要以上に削らない」「必要の無い治療は必要が無いと言う」「技術そのものが高い」「必要に応じて自費診療も提案する」など。
人気の歯医者さんとの付き合い方
こういう歯医者さんは、話も聞いてくれるしして欲しいこともしてくれるし、提案力もバツグンで安心感もある。
が、予約は常に2週間か、一ヶ月先しか取れないし、インカムで全体を統制しなければ回らないくらい忙しそうである。忙しいので仕方ないが多少ぶっきらぼうに感じられる。
でも、欲しいものを与えてくれているし、他に替えがきかない方なので患者側が合わせるしかないのも納得ができる。
忙しいなりに、私は彼からの愛情の様なものを感じている。
歯は二度と手に入らない
これは、東京の矯正歯科の先生から聞いた言葉だ。
「自分の歯というものは、どんなお金持ちでも買えないんだよ」
と、中々良い立地で長く運営されている方が言うと何となく説得力があった。
そして、反対に患者を破壊する歯医者
・自費診療でニコニコ
・保険診療で鬼になる
簡単に言うとこんな感じ。
自費診療では、とても親切丁寧に対応してくれて、感動さえ覚えた。
しかし、虫歯があるからと保険診療をお願いしたところ、事前に聞いていたことと全く違うことをするし、治療のやり方もそもそも荒い。
何となく、患者を下に見ている感じがする。
「保険診療の客は下に見て良い」「保険診療の客は人間扱いをしなくて良い」「自費診療の時はニコニコ親切」
吐き気がするような態度の変容であった。
経営が苦しい歯医者は歯を削りたがる
たまたま近くの歯医者にクリーニングをお願いしたところ、
「ここ虫歯あるので来週削りますね」
と、勝手に予定を決められたことがある。
レントゲンを見ても真っ白で虫歯もない。
主治医の歯科医は治療はまだ様子見で良いと言ってくれていた箇所だ。
なので丁重にお断りした。
歯医者は削れば削るほど儲かる
歯医者は、必要以上に深く削ったり、抜いたりした方が儲かる様に、保険の点数のしくみが作られているらしい。
なので、経営の苦しい歯医者、固定費がかかりそうな割りにお客が詰まっていない歯医者は患者の歯を削りたがる。
固定費がかかりそうなポイント
立地が良くて、設備が良くて、エントランスも豪華、人員も多い。
↑これだけでも、「家賃」+「人件費」+「初期投資の回収」にお金がかかる。
しかも患者がそこまで多くないし、予約も取りやすい。
という場合、その歯医者は経営が危ない可能性がある。
経営が行き詰った歯医者は善悪の区別がつかなくなる
歯医者に限らず、お金に余裕の無い者は、善悪の判断がつかない。
特に、開業したのにその歯科医院が破産したなんて、プライドの高い、仮にも「医者」が受け入れられるものではないだろう。
そもそも、余計なプライドが無ければもっと小規模で事業を始めている。
小規模だから、固定費がかからない。
だから、経営が安定しやすいし、患者を犠牲にしなくても済む。
余計なプライドで豪華な外装、必要以上の人員を雇っている歯科医は、己のプライドの為に患者の歯を削る、抜く。
「自分の歯だけは、どんなお金持ちでも買えない」
20歳そこらの私にそれを教えてくれた、東京の矯正歯科医の言葉で、この記事を締めたい。
ありがとうございました。
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