![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75248774/rectangle_large_type_2_882939a4377cf66697724f908f011553.png?width=1200)
タンポポを食べてみよう ~タンポポと野菜とお刺身のカルパッチョ~
「私のイチオシレシピ」という、アイスムさんとnoteさんがコラボされている企画に参加してみます。
私がイチオシでおすすめするのは、タンポポ料理! いや、そのまんま道路の脇だとかで生えているあの生命力のたくましい、たくましすぎると言ってもいいほどのあのタンポポ。もちろん生えている場所の土や、除草剤や動物のおしっこやうんちでもって、えぐみや苦みがきつくなって食用できなくなる場合もあるらしいんですけど、安全でおいしいものは、イタリアでは種類によっては高級サラダの一品として売っている場合もあるくらい、ちゃんとした食用植物です。根っこは煎じてお茶にして飲むと、肝臓にいいとも言われています。
今回使ったのはうちのベランダでほうれん草を育てようと思って作っといたプランターの土に、どこかから種が飛んできて、そのまますくすくお育ち遊ばしたタンポポ。今日はお昼ごはんに、タンポポの葉とジャガイモをオリーブオイルで炒めたイタリア料理と、夜にお刺身と野菜とタンポポのお花、葉っぱ、茎をすべて合わせたカルパッチョを作ったので、レシピとしてはカルパッチョのほうをご紹介いたします。
用意するもの
・ 安全なところでお育ちあそばしたタンポポ
・ レタス
・ トマト
・ きゅうり
・ お刺身
カルパッチョの作り方
1 タンポポのお花、葉っぱは洗います。茎などに固いところがあれば、その部分をゆでて柔らかくしておきます。それらを一口サイズくらいに切ってお皿に。
2 レタスをちぎり、トマトやきゅうりをスライスしてお皿に追加。
3 キハダマグロやカツオなど、パックで買ってきたお刺身を小さくカットしてお皿に追加。
4 すべてひとつのお皿にまとまったら、塩やドレッシング、ゆずぽんなどをお好みでかけます。
これで簡単に、お魚と野菜、そしてタンポポのお花や葉っぱなども盛られた彩り楽しく、おいしい旬のカルパッチョの完成です。
カルパッチョでは使いませんでしたが、根っこは洗って煎じてタンポポ茶、きんぴらにも出来ますよ。洗って白い根っこになれば調理OKです。
お庭やベランダにて、除草剤などの心配がないところに生えてきた草なら、春はおいしく食べられるものがけっこうあるのです。良かったら一度お試しあれ。自然災害や戦争や、ガソリンの高騰や食材の値上げで食べ物に困ったらどうしよう、というような心配が「うちにタンポポが生えてればとりあえずはなんとかなる」に変わりますよ。
※ 見出しの画像は、みんなのフォトギャラリーよりAir Mezzanine✨さんの作品をお借りしました。ありがとうございます。