
業務改善を加速させる!RPAで社内MVPを獲得した自動化担当の1年
はじめに
株式会社スタイル・エッジ、システム事業部で自動化推進を担当している310(サトー)です(^^)
2022年11月に入社し、2023年7月に『自動化推進相談窓口』を一人寂しく立ち上げ社内・社外問わず業務の自動化・効率化をヒアリング→実装→保守までワンストップで対応しています!
もう1年たったのかぁ・・・と時の流れになんだかなんでか目頭が熱くなってきます。
『310さん無しじゃ生きられない!』と言っていただけるよう奮闘してきた結果、社内MVPを受賞することができましたので、その道のりをnoteに記してみます。
まずは実績
1年間でどの程度自動化できたのか、気になるところですよね?
僕も気になります。
え?気にならないですか?そうですか。では、こちらをご覧ください。
相談件数:56件(月4~5件)
実装件数:33件(月2~3件)
自動化による創出時間:11,000時間
むちゃくちゃやってるぅぅぅぅううっ!!
ちなみに、時給1500円で計算した場合、なんと16,500,000円相当です。ぜひヘッドハンティングをお待ちしております。
310さんとはどんなヤツなのかを知る
いろいろ語る前に、私の経歴をお伝えしておこうと思います。
高校卒業 → 壁紙を貼る仕事 → 自動車工場勤務 → パチンコ店勤務 →
上京してバンド活動 → 大手インフラ企業のコールセンター →
ITコンサルタント → 現在に至る
というように、そもそもエンジニア生まれ、エンジニア育ちではありません。(この経歴で、よく採用されたなと思います。笑。)
RPA(Robotic Process Automation)を学び始めたのは2021年。
Google Apps ScriptやAIに触れ始めたのはスタイル・エッジに入社してからです。
ITコンサル時代は、あまりサポートを受けられないまま、仕事だけは降ってくるという感じで右も左も分からないなか、文字通り『死に物狂い』で独学しながらスキルを身につけました。
今思うと、その経験が役にたっているといっても過言ではないでしょう。
自動化相談窓口を立ち上げたきっかけ
きっかけでいってしまえば上司から『ちょっとDX推進してよ』と言われたことにつきます。笑。
入社からしばらくの間は、アカウント発行だったりPC手配だったりといわゆる情シスのような業務に従事しており、当時は結構慎重というか、ダブルチェック体制がかなりガチガチで、1人分のアカウント発行の処理をするのにもすんごい時間がかかっていました。
で、当然チェックを待つ時間も無駄だし、めんどくさいなぁ~と思っていたので、自分の業務領域内で、RPAと呼ばれる自動化のロボットを構築・実行するためのツール導入を行い、楽を 自動化をしていました。
そこに目をつけられた!のかあいつ暇そうだな!と思われたのかは上長のみぞ知るところですが、好き勝手やってよさそうだし、まずは社内からやってくか!となったわけです。
もちろん適宜相談はしますがこういう『裁量をもってやれる』ところは弊社のいいところよな~と常々思います。
自動化推進の進め方
自動化推進に限らずですが、何事も新規立ち上げ、推進するには
『知る』→『興味をもつ』→『体感する』→『身近な成功事例の把握』…
とにかく知ること、体感すること、メリットを理解してもらうことの繰り返しが必要だと思っています。
そのため以下のようなことを行いました。
立ち上げ前に、自動化やAIなどに関する全社アンケートを実施
相談窓口があったら相談したい?という前フリを含んだモノ
相談窓口の立ち上げの周知をポータルサイトとチャットツールで実施
問い合わせのハードルを下げるため、Googleフォームで誰でも質問を投げれる環境を用意
関わる人に雑談程度で、『自動化相談窓口はじめたんですよ~』と話題にあげる
問い合わせ後、可能な限り最短最速での実装(基本は5営業日以内)
実装後の内容と削減時間のレポート展開

弊社にはデザインチームもあるのでバナーを作ってもらいました
特に意識したこと
実績のレポート展開時に、自動化のメリットや数字のインパクトを強調すること。あとは固い表現は避けて、なるべく見てみようという気になるレポート作成です。
自動化前は毎日40分の作業 → ワンクリックで放っておくだけ!
累計●●時間の削減に成功!
タイトルを『激重Excelを駆逐してやる・・・っ!』など人気漫画っぽい表現にしたり

あとは先ほども記載しましたが、最短最速での実装でしょうか。
これは依頼者の満足度という部分と『依頼者が満足する』→『チームで話題にあがる』→『私も相談してみよう!』という口コミによる伝播を狙っていました。
弊社は事業部の垣根を越えてのコミュニケーション多いよな~という印象を受けてまして、体感した人が増えれば、一気に自動化相談窓口の存在を広げられるのでは?と考えました。
社内のポータルサイトや周知等は、やはりスルーされがちだと思っていますので『人の力を活用していく』という方向性はうまくハマったのかなと感じています。
今後の課題と展望
最速最短で実装をしていたことやそもそも仕様書をつくることを全面的に放置していた(笑)のが原因なのですが、やっぱり『属人化しがち』な部分があります。
現在は、仕様書の作成を業務の合間にせっせと進めつつ初心者向け、開発者向けにサンプルを用意したり、ナレッジ展開も行い、できるだけ同じクオリティで同じようなモノが作れるようにしています。

あと考えているのは、『自動化・効率化の活性化』が次のステップかなと。
相談窓口の認知度も上がり、弊社では『ChatGPT』が全社員に配布されました。
掲示板のような『気軽に相談できる場』を提供することで、同じような悩みを持つ人が投稿を見て『ちょっとやってみようかな!』となっていくことで、さらに広がることを期待しています。
ただ、用意をしたところで、能動的に活用する人を増やす必要がありますのでここをどう促していくかを検討を重ね、現在も検討中です。
個人的には思うがままに突っ走った1年でしたが
こうした考えが、まさに弊社のミッション『悩む人の明日をひらく。』を体現していたんだ!

そりゃMVPも受賞するわ!
と執筆しながら思いました。(むちゃくちゃきれいにまとめた!!)
まとめ:一緒に働く仲間を募集中!
ここまでお読みいただきありがとうございます!スタイル・エッジのシステム事業部では、こうした自動化推進や業務効率化のプロジェクトに熱意を持って取り組んでいます。社内の自由な裁量とスピード感の中で、新しいことに挑戦したい方、働く人の明日を切り開く「自動化」の未来をともに作りたい方を歓迎しています!
もし「自分もこのチームで働いてみたい」「自動化推進に携わりたい」と思われたら、ぜひ採用ページやカジュアル面談でお話ししましょう!私たちと一緒に、さらなる効率化と改善を目指していきませんか?