方言は 心温まる波動♡
noteって敷居が高いぞ、と思いつつも、気になってアカウントを作ったばかりの頃、使い方がわからん、何を書けばいいんだ?
と、もやもやしていた時期を経て、今は毎日投稿をしています。
で、noteを始めた頃、方言①②ってタイトルで記事を書いていて、思い出した方言話があるので、続編として、方言③を書きます。
私、岐阜県出身で、18歳からは名古屋で過ごし、30歳頃から京都で暮らしていました。
当時は、標準語を使うことを意識して過ごしていたので、名古屋弁は意図して話さなかった。京都弁が話せなくて、ジモティにいじめられていました🤭
そんな話どーでもいい。
そうそう、深刻なことなのに、めっちゃ笑える方言があることに、最近気づきました。
あれは3年前、かな〜(ちあきなおみさんの『喝采』を思い出した)
当時の母は90歳、バリバリ元気だった頃、デイサービスっていうところに行っていて(バリバリ元気なのにデイサービス^^;)、我が家のメンバーは元気なうちに(正確には私たちのことが判るうちに)会いに行こうということで、面会に行きました。
母のお友達が面会に来ていて、あら、何年振りかしら、と、雑談が始まりました。
以下、文中では
母=母
母のお友達=友
母とそのお友達共通の知り合い=ジィ
と表記します。
母「ジィはどーしとりゃーす?」
訳:ジィはいかがお過ごしでしょうか?
友「ジィなら、しにょーるわ」
訳:ジィは死につつあります=余命いくバクもない様子ですよ
この会話に、私はとてつもなく激しい笑いが込み上げてきました。
不謹慎にも、深刻な生死問題なのに。
シニョール?
どこかの国のおしゃれなメンのこと?
おったまげ。
それからもいっこ。
母は姉と暮らしてたわけですけど、姉が出かける時にご近所さんが か〜っならず
「どこいきゃーす?」
訳:どちらにお出かけですか?
って話しかけてこられるそうです。
帰ってきたら来たで、すぐさま駆け寄ってきて
「どこ行ってりゃーた?」
訳:どちらにお出かけされてたんですか?
って話しかけてくるのがウザイ!って言っていました🤣
ま、田舎にありがちな光景ですね。
まとめ
シニョール=死につつある状態=余命いくばくかの状態
どこいきゃーす=どちらにお出かけですか?
どこいってりゃーた=どちらにいらっしゃったんですか?
と。
そんな楽しい会話をしていた友も、ジィも、母よりも一足先に逝ってしまわれたようです。
田舎では、方言を使うことで、心温まる波動が飛び交っています。
ふふ、どの地域でも、方言はずっと語り継がれていって欲しいものです。