KASUMI / 霞澄

STYLE | Kyoto,Japan

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最近の記事

朔に咲く、Phoenix

    • 儘に

      As it is Ⅱ<Ⅲ<Ⅳ 見て、聴いて、嗅いで、味わって その瞳で泣いて その手を叩いて 感じたこと 言葉あそび 自分という存在は 平面ではなくて 容姿、声、香り、仕草、言葉 色んな要素が組み合わされた 立体であって空間そのもの 一方向から見て嫌なことも 全体から見れば取るに足らない 木を見て、森を見ず 生まれた瞬間から この世に同じ人はいなく 代われない唯一無二 天上天下、唯我独尊 あらゆる人や物との 相対の中で自然に変化して 臨場を味わっている 素

      • 無垢

        Noble white 浄土へと旅の途中 性根の毒は 何かを守るため? 大好きなのに嫌い 生の瞬間 すでに浄土にあったにも かかわらず 死の瞬間 ふたたび浄土へと 旅立つ この生涯とは 自分も含めて 大切な何かを守るには 毒が必要で その ”こだわり”を 取り払った時に気づく この世のすべてが 愛おしかったんだと

        • 言の葉

          Creation≠Thought 突き動いては留まらせ 言葉のマジカル 子どもは起きている間 ずっと何かに没頭して その日で全て使い果たす 大人になるにつれ たくさんの言葉を覚えた僕は 余力を蓄えようとしている 失敗を恐れるから? そうこうしているうちに やってみたかったことを忘れて 何もできなくなる 考えるのを辞めれば動きたくなる 動くのを辞めれば考えたくなる 今、どちらのフェーズ?

        マガジン

        • Word of Life
          10本

        記事

          間あい

          形式-Nothing=美意識 気づけば 増えていくばかり 不安だから? たくさんの花で敷き詰めたい そうしているうちに 本当に大切な何かを見失い いつも気づく頃には 時すでに遅い 僕は、間抜けだ

          ひとつ

          結んでは解き その種集めては 小さな世界の集まり 一つ一つが 複雑に絡み合いながら 成り立つ ざっくりとした 見える世界だけで つい知った気になる もっと深く知りたければ 細かく解いてみる ひとつのことでも 知らないことばかり 無理に広げる必要もなく

          しがなく

          京に焦がれて 来たとて 何者にもなく 持たざる者は 何者かになろうと必死 追えば追うほど なりたかった本心とは かけ離れていき 気づかない 無理してそれに 何者かを判断するのは 自分ではなく相手 なりたかった何者も 人に映る何者も移り変わる その "何者か" を手放した時に 何にでもなれる しがなくていい

          ひかり

          暗がりに 息を潜めては 蛍火を見る つい光ばかりを 追い求めて 身を投じたくなる 目の前にある 微かな光には気づかず 眩ゆい光にしか目をくれず ふと立ち止まり 陰に身を潜めてみる あらゆる色の光が すでに輝いてるのを眺め 満たされる 光に群がる虫は輝かず 陰に潜む虫は蛍のように輝く それでも まだ光ばかりを求める?

          あお

          明けに静けさ 静けさに明かり 夜明けの頃 澄みきった青の 静けさを望み 夜更けの頃 静まりかえる蒼に 明かりを望む いついかなるときも ないものねだり 時に良く映らないものも 条件を変えれば碧い石 気づかない私

          心さらい

          あの日 聴こえていた 喧騒がかき消す Wanna 瓦礫に埋もれた まま 情報が溢れかえる現代 ふいにやってくる情報から離れ 自分と向き合える時間 そこで湧き上がる 自分はこうしたいという 内面の気持ちに気づく その瞬間の 心はとても澄んでいて 視界良好で進みやすい けれど また情報の波は押し寄せては さらわれての繰り返し 時に、防波堤を作り 情報を遮って 瓦礫の中から見つけ出そう 本質は、己の内に

          ざわめき

          綺麗さばかり 追い求めていた いつしか現実とは かけ離れていき やがて自分を見失う 真実はノイズとともに届く その時に聴き分けれる? 現代音楽はノイズを嫌います 直取りのカセットテープの時代 独特なノイズと周囲音は 当時の稽古さながらの 臨場感が伝わり熱気を感じられる 考えてみれば この瞬間に周りの音に耳を傾けると 色んな音が混ざり合っている 多くの情報が溢れる現代 このノイズをカットした 耳障りの良いことばかりだと 目的を見失います 時には、世の中のダークに

          余韻

          余韻 / After taste 会話は音そのもの 言葉の残響を感じて 間合いを図りながらの 相手とのハーモニー 音色には、 立ち上がり、音階、残響、余韻がある 言葉も同じくして 立ち上がり 相手が今どういう心情なのか 薄々に感じ取れる ・ワクワクしてる ・リラックスしてる ・緊張してる ・不安を感じてる 音階 選ぶ言葉の持っている そのままの意味 残響 話終えた後の 相手の表情や声のトーン 余韻 それらを踏まえての 聞き手の解釈 これを繰り返すことは協奏

          かりそめ

          Plastic flower 仮初ならいらない 家族と一緒にいる時 テレビを見ながら どうして世間の出来事を ただ共有するだけなのか 僕たちにそれは関係あるの? 子どもの頃から 抱き続けてきた問い その場所を離れると 何を得てどう生きていくのか この話に尽きない人たちに囲まれて 会話をするだけで心が満たされる 時に人と出会い そして、別れを繰り返し 結局のところは一人 これまでどう生きてきたか 納得できればそれで良くて 自分軸の中で生きる

          兆し

          目を開けると オレンジの光に 包まれていた 微睡の中 少し息苦しい 半円の筒状を 抜けた先に待つ 新たな世界 外ではなく 内に光を求めて Inside out 多くの人は 挑戦を諦めてしまう それは、栄光の光を 外へ求めているから 自分の内で灯る 成長の光には気づかない

          Episode 1 Instagram size

          1-1 二分された人類世界をゆく1-2 命の鎖 / Chain of life1-3 濡羽の衣 / Crow black1-4 碧い湖 / Azure lake1-5 謎の少女 / Mystery girl

          Episode 1 Instagram size

          【Togenkyo Story】 Episode 1 Requiem

          Here is a Troubadour Once, with the shamisen, the national instrument of Japan, in hand, He wandered around the world to learn about the current state of the world. He left Togenkyo and traveled outside the special zone to wander arou

          【Togenkyo Story】 Episode 1 Requiem