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中国は世界最大の発展途上国です
——というと、「経済も文化も発展してるのに、中国が発展途上国のわけがないじゃん。世界のニュースを見てないの? 知識のアップデートが足りてないんじゃないの?」と意識高い人や近視眼的パンダハガーに言われてしまうかもしれません。
しかし、この「中国は世界最大の発展途上国である」というのは中国政府の公式見解です。
いまやGDPは世界で第2位であり、また大国としてのプライドを日に日に強めているはずの中国は、なぜいまだに「発展途上国」を自称するのでしょうか。
今日はこれについて考えてみたいと思います。
実務上の有利
政府が公式見解としてこれを採用するひとつの明確な理由は、発展途上国として扱われていた方が貿易の上で有利、ということです。
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