中国人と「技術の向上」について、そして日本人が中国で戦うためのヒント
中国で日本語教育に携わっている、くまてつさんのnoteが面白かったです。
くまてつさんは日本語教師に対する教育、つまり先生の先生をしているということですが、そのトレーニーたちが「何のために日本語を教えているのか」という意識を持っているかによって、取り組み方が全然違うのだといいます。
僕が気になったのは、日本語を教える理由を「仕事だから」と答えた中国人日本語教師(の卵)に関する部分です。
なるほど、ただ単に「仕事だから」といって日本語を教えるのでは、なかなか身が入らないよね……という読み方もできるし、実際にその通りなのですが、僕はここからある種の「中国人らしさ」を読み取りました。
それについて考えていると、「インダストリー型」「トレード型」に関わる、日本人の中国での立ち回り方みたいなことにまで発想が巡ってきました。
どういうことか、以下に説明していきます。
ここから先は
2,642字
この記事のみ
¥
300
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得
いただいたサポートは貴重な日本円収入として、日本経済に還元する所存です。