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中国人と「技術の向上」について、そして日本人が中国で戦うためのヒント

中国で日本語教育に携わっている、くまてつさんのnoteが面白かったです。

くまてつさんは日本語教師に対する教育、つまり先生の先生をしているということですが、そのトレーニーたちが「何のために日本語を教えているのか」という意識を持っているかによって、取り組み方が全然違うのだといいます。

僕が気になったのは、日本語を教える理由を「仕事だから」と答えた中国人日本語教師(の卵)に関する部分です。

ほとんどの理由は「仕事だから」です。

授業をすると給料がもらえるので、日本語を教えます。

ですから授業に目標はありません。思いついたことを思いつくままに話します。もちろん日本語を教える訓練を受けていないので仕方がありません。ですからわたしが日本語の教え方を教える訓練をしなければなりません。

ただ、日本語を教えるのが給料のための場合、テクニックを磨く努力をしたいと思わないことです。こうなるとわたしにも、相手にとってもただのストレスです。

なるほど、ただ単に「仕事だから」といって日本語を教えるのでは、なかなか身が入らないよね……という読み方もできるし、実際にその通りなのですが、僕はここからある種の「中国人らしさ」を読み取りました。

それについて考えていると、「インダストリー型」「トレード型」に関わる、日本人の中国での立ち回り方みたいなことにまで発想が巡ってきました。

どういうことか、以下に説明していきます。

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