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靖国アホな放尿犯への雑感。自ら煽った愛国に手を焼く中国の苦悩

一部界隈を大きく賑わせたこのニュース。

「核汚染水」問題への抗議として、靖国神社の石柱に放尿をしたうえに「Toilet」という落書きをした中国人男性がいた、というニュースです。

基本的にはしょうもないニュースなので取り上げるつもりはなかったのですが、いろいろ考えているうちに少しは意味のあることが書けそうな気がしてきたので、事件のほとぼりが覚めたであろうこのタイミングを見計らって書くことにしました。

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基本的にはアホな放尿犯がアホなことをした、というだけの話なのですが、この男性はもともと迷惑系インフルエンサーみたいなことをやっていて、諸事情でアカウントを凍結された過去があり、ある意味インフルエンサーとしての再起をかけて今回の行為に臨んだ、という背景があるようです。

いま中国ではSNSのマネタイズが進化しすぎたせいで、賛否も含めてとにかくインプレッションを集めるのが正義となってしまっています。その中で愛国コンテンツは、手っ取り早く人を集めるのに向いているということで、その内容が過激化する傾向も見られます。この人もその流れの中で、一発逆転するには相当のことをやらなければ、と考えたのでしょう。

しかし、そうやって考えた結果が自身の放尿を世界に向けてアップロードすることとは……迷惑系らしい、倫理観のかけらもない発想ですが、もうちょっと他になかったんかねえとは思います。

絶妙のバランス感

さて、当の中国での反応はどうでしょうか。

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