中国と諸外国の根本的な違いの話……をしようと思ったんだけど、という話
昨日のnoteにも書きましたが、中国の人々は日常における厳しい規制を、さまざまな思いを抱えながらもおおむね受け入れて暮らしています。
その際たるものはインターネットにおける言論統制です。中国におけるインターネット空間は当局の検閲を受けており、俗悪とされるコンテンツや政治批判に繋がりかねない「不適切な表現」が削除される、もしくはそもそも公開できない、ということは有名な話です。
このあたりに関して、特定の言論が有無を言わさず消されたり、表現したいものが自由に表現できないなど、中国の人々はそこに不便や怖さを感じたりしないのか? という疑問が浮かびます。
僕はこの疑問を、何度か中国の人々に投げかけてみたことがあります。するとみなさん、程度の差はあれどおおむね「もちろん不便や怖さを感じる部分もあるけど、みんなの安全や社会治安のためだったらはある程度仕方ない」という反応を示します。
そして、彼らがそれとセットになって語られるのが、「日本や他の国だって、法律なんかで規制されているはず。中国だけが切り取られて怖がられるのはおかしい」ということです。なるほど、一理あるようにも思います。
僕はそれでもやはり、これらの規制は中国と諸外国である部分において決定的に違う……と思うのですが、しかし近年はこの中国人の言っていることがどんどん説得力を持ちつつあるかも、とも思っています。
今日のnoteはそんな話です。
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