「コロナ後の中国人」のことを、中国人の嫁に聞いて考えたこと
去年のある時、嫁と政治談義をしていて、意見が激しくぶつかってしまたことがありました。コロナ禍まっさかりの時の出来事です。
ここでは嫁は「普通の中国人」らしく、中国の政治的な言説を内面化し、共産党に代表される政治機構に対する支持の姿勢を示していました。
しかし最近、そんな嫁がいまの体制への不満や疑問を口にすることが増えてきました。今回の「核汚染水」問題に関しても、中国のやっていることはおかしいというスタンスを強く持っています。
どういう心境の変化かなと聞いてみると、コロナ禍の終盤に行われた、厳しいゼロコロナ政策がきっかけだったといいます。
詳しく話を聞いてみると、こんな感じでした。
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