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中国嫁に法輪功について聞いてみた

ある日の昼下がり、なんとなくYouTubeを見ていた時のことです(中国ではYouTubeは基本的に見られないはずですが、そこは魔法の力でなんとかしています)。

ふと、日本で活動する法輪功の反迫害パレードの映像がオススメに出てきました。

なぜ500回も再生されていないこの動画が僕にオススメされたのかはよくわかりませんが、どんなもんだろうと思ってボーッと見ていると、嫁が「何を見ているの?」と聞いてきました。

説明が難しいな……と思いながらも、これはいい機会かもと思って、中国に住むごく一般的な市民である嫁の、法輪功に対する印象などを聞いてみることにしました。

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よく知らない人のために補足しておくと、法輪功とは1990年代に中国で流行した気功と、それを学んでいる会員による宗教色を帯びた団体のことを指します。

一時は中国国内で約7,000万人の学習者を抱えるほど大きな存在感を持っていましたが、その影響力が大きくなるにつれ、ある時から一転して「邪教」として扱われるようになってしまいました。日本の中国大使館ホームページには、「法輪功は一口でいえば中国の「オウム真理教」です」という、穏やかではない文言があります。

2000年代以降、中国では表立った活動ができなくなった法輪功ですが、創始者の李洪志が亡命したアメリカを中心に世界中にそのネットワークは存在しており、いまでもセンセーショナルな表現を用いて中国共産党を激しく批判する活動を続けています。上の動画の日本における活動もその一環だと思われます。

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以下、嫁に法輪功に関する印象などを聞いてみた記録です。ごくごく普通の一般人である嫁が、夫である僕に淡々と語った印象を残したつもりです。特定の団体を批判するような意図のものでもありません。話題の性質上有料とさせていただきますが、興味のある方はご購入のうえお読みください。

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