近所のスーパーでの入場チェックで振り返る、僕の町のコロナ対策

どうも最近、このマガジンでは中国のコロナと対策の変化近所のスーパーの話ばかりしているような気がしているのですが、今日はそういったものとは一線を画した内容になります。

すなわち、近所のスーパーのコロナ対策の話です(ツッコミ待ち)。

今朝、近所のスーパーに行くと、これまでずっと入り口のところにいたコロナ対策用の入場チェックがなくなっていました。これも、いま中国で急激に巻き戻るコロナ対策の一環と言っていいでしょう。

そして、ふと考えてみればこの「近所のスーパーの入場チェック」ひとつとっても、中国のコロナ対策の移り変わりに連動していろんな形があったなあ、ということを思いました。

というわけで、いま終わりゆくコロナ対策の記憶が薄れてしまう前に、僕の住む町の中で行われていたコロナ対策がどのようなものだったか、近所のスーパー基準で振り返ってみようと思います。

どこに需要があるのかわかりませんが、ともかく始めていきます。なお、時期に関しては記憶を頼りに書いているので、曖昧な部分があることにご留意ください。

①感染拡大最初期(2020年1月〜)

パンデミックの初期、感染拡大によって武漢が大騒ぎになり、ロックダウンが決定されたあたり。たしか春節休みの終わり頃で、全国的に出勤や学校への投稿が止まっていたと記憶しています。

当時のツイートを見ると、さっそくスーパーへの入場にマスクが求められるようになっていたようです。

確かこの頃から、マスクをつけているかどうかのチェックのために人が置かれていました。おばちゃんがマスクをせずに入ろうとして止められて、「だって家にないんだからしょうがないでしょ!!」とキレ散らかしているのを見たことも。

それもそのはず、たしか当時はマスクが相当の品薄で、買うのにめちゃくちゃ苦労してました。時には「マスクを買いに行くためのマスクがない」という、ジョークのような状態に陥ったものです。

②体温測定期(2020年4月ごろ〜)

そしてしばらく時間が経ち、国内の感染状況が落ち着いてからは、マスクのチェックに加えて非接触型温度計で体温を測られることが多くなりました。

ただそのチェックはおざなりで、体温の表示が33℃とかなのに素通しされたり、係員が体温計をかざすフリだけしてやり過ごしているといういい加減さでした。

当時書いたもの(フィクションですが)には、こんな記述をしています。

入り口では体温計測係のオッサンが非接触体温計を左手に持ちながら、右手でスマホをいじっていた。当然体温など測っちゃいない。真面目にやれや。

すでにアプリで感染リスクを管理する「健康コード」の運用も始まっていたはずですが、それをチェックすることはほとんどありませんでした。まだ僕の町では、ほとんどの人にとって感染が身近でなく、「まあ適当にやってるフリしときゃいいだろ」という意識だったように思います。

③臨機応変期(2021年はじめごろ〜)

2021年に入ったあたりから、地域ごとに散発的な感染が見られるようになった時期には、感染者が出ればその都度対応を厳しくしたり、逆にしばらく経つとそれが解除されたりというふうに臨機応変に対応していました。

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