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冷蔵庫が壊れて、中国での賃貸の立場の弱さを改めて感じた話
中国にいると、いろんなものがよく壊れます(それでも昔に比べたらずいぶん良くなったし、長持ちするようになってはいるのですが)。
どんなものもいつかは壊れるし、ちょっとくらいものが壊れる方が経済が回りそうなので、それ自体は別になんとも思わないのですが、中国にいて心を砕かなければならないのは、むしろ「壊れた後」の対応のほうです。↑の記事でも、ガスコンロが壊れて新品を取り付けるときにガス屋のオッサンにゴネられて言い争いになった時のことを書きました。
で、今回は冷蔵庫です。
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先日、冷蔵庫が壊れました。
突然家のブレーカーが落ちたかと思えば、冷蔵庫の下が水浸しになっていて、冷気が出ていません。おそらく漏電です。まあまあ年代物っぽかったし、特にいじった覚えもなく突然そうなったので、寿命なのかなと思いました。壊れたのは残念ですが、ケガや事故などなくてよかったです。
この冷蔵庫は自分たちで買ったものではなく、賃貸で住んでいた家にもとからついていたものです。中国では貸主、つまり大家が人を住まわせて運用益を出すために家具を備え付けて貸し出しに回すのが一般的なので、そうなっています。
つまり冷蔵庫は大家の所有物のため、勝手に直したり新しいのを買ったりすることはできず、大家の判断に委ねることになります。大家に壊れた旨を伝えると、とりあえずメーカーを呼んで見てもらってくれ、と言われました。その通りにメーカーに電話し、サービスマンを呼びます。
サービスマンの診断は、中のモーターと回路を交換しなければいけない、ということでした。交換費用は550元(≒1万1000円)。まあ古いし仕方ないでしょう。
そして、「修理に550元かかるんで、立て替えときますね」と大家に伝えたのですが……
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