パンダは見つめるべきであって、抱きしめるものではない
「パンダハガー」という言葉をご存知でしょうか。もともとはアメリカで使われ始めた言葉らしく、英語のスペルは「panda hugger」。直訳すると「パンダを抱く者」ですが、実際の運用では「親中国的な人々」の比喩として使われています。
こちらの時点による定義では「中国の外交工作の手中にはまって親中に傾倒している国、外交官、国会議員」とあることからもわかるように、そこには単なる「親中」という概念だけでなく、揶揄的なニュアンスが含まれます(日本語だけなのかどうか未確認です。英語圏のパンダハガー情報に詳しい人から情報提供お待ちしています)。
さて、SNSなんかを見回すと、日本語ネイティブと思しき人でもこの「パンダハガー」の定義に当てはまる人が徐々に増えてきているように思います。お世辞にも公平とは言い難いスタンスから中国を礼賛したり、他国を見下したり攻撃的に批判するような人です。
過去にはそれなりにフラットな見地に立っていた人でも、気がつけばパンダハガー的な言動が目立つようになっていたりします。
なぜ、人々はパンダハガーになっていくのでしょうか。今日はそんなことを考えてみました。
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