猛スピードで手のひらがひっくり返る中国コロナへの論調
中国ではこのほど、これまでの厳しいゼロコロナ政策が緩和されつつあることは、このマガジンでも何度もお伝えしています。
緩和は思った以上に急激に進んでおり、急速に暮らしが元に戻りつつあります。
そんな中で興味深いのが、新型コロナをどのようなものとして捉えるかという世間的な論調の変化です。以下に述べていきます。
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これまで中国で厳しいコロナ対策が受け入れられてきた要素の一つには、「コロナは怖いもの」「かかったら本人や周囲に多大な影響を及ぼすもの」という政府筋による宣伝が大きくなされてきたことがあります。
「厳しい対策や、毎日のように検査に行くことはイヤだけど、みんなの命を守るには仕方ないよね」という人々のコンセンサスを取るために、それらが宣伝されてきました。本当にごく最近まで、それが続けられていました。
しかし規制が緩和されるに至って、今度はコロナの弱毒化や不必要な検査はするべきでない、という論調がにわかに目立つようになりました。
その変化は、至るところに見られます。
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