「中国に住むなら地方に行こう」という、中国在住者ガチ勢の話
ひろゆきが語る、海外移住に関する記事が話題になる中、「よし、僕も海外在住者の端くれとして中国移住に関するアレコレを書こう。これで購読者数も爆増や!」などと意気込んでいたら、野本響子さんの記事のこんなフレーズに足を掬われて転びました。
ただし、コロナの今海外に残ってる人たちは多少のことでは動じないガチ勢です。話は半分くらいに聞いておきましょう。彼らのいう「快適な環境」はそんなに快適ではないかもしれないぞ、と疑うことです。
ぐうの音も出ません。
僕はいま中国に暮らして、超快適……とまではいかないものの、まあ日々の暮らしには困らないし、大きなストレスもなく「全然、普通に生きてはいけるよね」という感じで過ごせています。
しかし、これが同じく他人様に適用できるかというと、全くそうではないような気もします。僕もすでにコロナ禍でも帰らない豪傑の仲間入りをしていますから、感覚がすでに一般とはかけ離れている部分があるかもしれません。一般人ならぬ逸般人です。
とりわけ、普通の日本人には参考にならないよな……と思うのは、僕が住んでいる場所についてのことです。おそらく今の僕の住環境は、「中国に行って何かを成したい」と志す人にとっては、あまりにも向かない環境かと思います。
君は鎮に住めるか?
ここから先は
2,335字
この記事のみ
¥
300
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得
いただいたサポートは貴重な日本円収入として、日本経済に還元する所存です。