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中国でのパワハラよもやま話
こんな記事が話題でした。
大手総合商社であるユアサ商事の中国拠点で、中国人の所長による日本人の部下への手ひどいパワハラが横行しており、それを上司である日本人支社長は見て見ぬ振りをしていた、とのことです。
なんとも評価の難しいニュースです。タイトルには耳目を引くためか「対日パワハラ」という言葉が用いられていますが、この中国人所長なる人物が本当に日本人だけをターゲットにしていたかどうかは、記事からだけでは判断できません。
たぶん記事の意図として、「日本人が中国人のせいでこんなひどい目にあっている」というニュアンスを入れたかったのだろうとは思いますが、それもちょっと違うような気がします。
ただ単に昔ながらの日本企業的なシステムに過適応した結果、そうなったようにも解釈できるし、そもそもこの所長が中国人とか関係なく「そういう人」だったのかもしれません(その場合、そのような人物を野放しにしていた会社にはやはり何かしらの問題があるということになりそうですが)。
今日のnoteでは、こういうパワハラ的なことって中国ではどうなの? ということを書いてみたいと思います。
中国にも普通にパワハラはある
まず結論から言うと、僕の知る限りではパワハラのようなことは中国でも普通に起きており、日本とそれほど大差はない、という印象です。
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